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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第49回

SN770 vs SN570新旧コスパ対決!

【鉄板&旬パーツ】NVMe SSDの新定番「WD_Black SN770 NVMe」はPCIe3.0環境でも優秀か?

2022年06月22日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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性能向上はわずかだが価格差も1400円とわずか
PCIe3.0環境でもSN770を選ぶのが正解

 まずは、CrystalDiskMarkを実行すると、SN770はPCIe3.0×4の限界パフォーマンスに達しており、数値を伸ばしている。「SEQ1M Q1T1」も3000MB/sec台を記録しているうえ、ランダムもSN570を上回っている。

SN770のPCIe3.0×4環境での結果

SN570のPCIe3.0×4環境での結果

 続けて、PCMark 10と3DMarkのストレージベンチマークの結果をみていこう。スコアーに加え、ベンチマーク中の帯域幅やアクセスタイムをまとめている。

better→

better→

←fast

 日常使いから、表計算やテキスト入力に、写真などの編集などまでを想定したPCMark 10 Full System Drive Benchmarkの総合スコアーは、同じPCIe3.0×4動作ながら、1000ポイント近くSN770は伸ばしており、帯域幅やアクセスタイムも優秀な数値になっている。ゲーミングを想定した3DMark Storage Benchmarkも同様で、軍配はSN770に上がっている。

 この違いを体感できるか微妙なところではあるが、価格差1400円ならPCIe3.0環境でも、SN770を選ぶのが正解と言えるだろう。昨今の輸送費高騰や、ドル/円相場などの影響で値上がり基調になっているPCパーツのなか、SN770は、ほぼ横ばいになっているのも大きなポイントだ。

PCIe3.0環境にも推しのWD_Black SN770 NVMe 1TB WDS100T3X0E

 ASRock DeskMiniとAMD Ryzen APUを組み合わせた人気のコンパクトPC自作や、PCIe3.0環境のシステムストレージの換装、増設を考えている人の第一候補にあげたい。

コンパクト自作の定番となるベアボーンキットのASRock DeskMiniシリーズ。AMD Ryzen APUだけでなく、第12世代Coreに対応するモデルも近日登場予定だ

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