Windows 11 Insider Preview 22557から、タスクマネージャーがリニューアルされた。Windows 11全体にマッチするデザインになっており、従来のタブUIが廃止され、左側にサイドバーメニューが配置された。項目数は変わらず7個で、「スタートアップ」タブのみ「スタートアップ アプリ」と名称が変わった。
タブの古くささがなくなり、よりわかりやすいUIになっているので、迷わず利用できるだろう。ダークモードにも対応したので、夜の作業でも目の疲れを抑えられる。
省電力のために「効率モード」も利用できるようになった。以前エコモードとして導入されたが、ボツになった機能が復活したものだ。右クリックメニューから「効率モード」をクリックすると、確認ダイアログが表示されるので「効率モードを有効にする」をクリックすれば、適用される。
効率モードは単一のプロセスのみに利用でき、プロセスグループに対しては適用できないので注意すること。適用できない場合は、効率モードのメニューがグレーアウトして選択できない。
効率モードを有効にしたプロセスは優先度が下げられ、電力効率が向上する。その分、プロセスは遅くなるし、不安定になる可能性もある。
タスクマネージャーの設定ページも新たに用意された。従来「オプション」や「表示」メニューから選択していたタスクマネージャーを起動した時に表示するスタートページや情報を更新するスピードなどをまとめて設定できるようになっている。
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