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ここが変わったWindows 11 第34回

Windows 11のタスクマネージャー、UIを変更し設定画面も追加

2022年03月11日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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従来のタスクマネージャーはタブ切り替えのUIだった

 Windows 11 Insider Preview 22557から、タスクマネージャーがリニューアルされた。Windows 11全体にマッチするデザインになっており、従来のタブUIが廃止され、左側にサイドバーメニューが配置された。項目数は変わらず7個で、「スタートアップ」タブのみ「スタートアップ アプリ」と名称が変わった。

Insider Preview 22557がタスクマネージャーが新しくなった

 タブの古くささがなくなり、よりわかりやすいUIになっているので、迷わず利用できるだろう。ダークモードにも対応したので、夜の作業でも目の疲れを抑えられる。

ダークモードに対応した

 省電力のために「効率モード」も利用できるようになった。以前エコモードとして導入されたが、ボツになった機能が復活したものだ。右クリックメニューから「効率モード」をクリックすると、確認ダイアログが表示されるので「効率モードを有効にする」をクリックすれば、適用される。

右クリックメニューから「効率モード」をクリックする

確認ダイアログで「効率モードを有効にする」をクリックすれば効率モードになる

 効率モードは単一のプロセスのみに利用でき、プロセスグループに対しては適用できないので注意すること。適用できない場合は、効率モードのメニューがグレーアウトして選択できない。

効率モードや中断されているプロセスにわかりやすいアイコンが付くようになった

 効率モードを有効にしたプロセスは優先度が下げられ、電力効率が向上する。その分、プロセスは遅くなるし、不安定になる可能性もある。

左下の歯車アイコンをクリックすれば設定画面が開く

 タスクマネージャーの設定ページも新たに用意された。従来「オプション」や「表示」メニューから選択していたタスクマネージャーを起動した時に表示するスタートページや情報を更新するスピードなどをまとめて設定できるようになっている。

 

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