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T教授の「戦略的衝動買い」 第671回

E Ink採用Androidタブはモノクロの「Nova Air」かカラーの「Nova3」か悩んだら両方衝動買い

2022年02月17日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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国内メーカーの電子ペーパー、クアデルノ(右)の起動前画面はちょっと寂し過ぎる

最大5層レイヤー、クラウドストレージとの親和性が素晴らしい

 筆者の持っている国内メーカーの手書き電子ペーパー製品と比べてBOOXの抜きん出ている点は、Androidを採用しているがゆえのクラウドストレージとの親和性だ。そしてBOOX単体の機能として傑出しているのは、手書きデータに最大5層のレイヤーを持たせられることだ。この差はもう信じられないほど大きな機能差だ。

4枚のレイヤー(層)とメモ柄のテンプレートを重ねて見ている

 今回は分かりやすく、筆者が時々落書きしている熊でも犬でもない変なペットアイコンの顔のパーツを4つのレイヤーにそれぞれ分けて描いてみた。各レイヤーはレイヤーごとに表示・非表示をオンオフして重ねて見ることが可能だ。

レイヤー1だけをオンにしてほかの3枚のレイヤーをオフにしてみると……こんな感じに見える

 ビジネスでの活用では、前提条件のレイヤーと結果のレイヤーを条件によって表示したり、前提条件によって考えられる結果の可能性をいくつかのレイヤーに分けて表示・非表示することで極めて合理的、スマートに図版を記述することが可能だ。これはビジネス活用において最高に便利な機能だ。

レイヤー2〜4はそれぞれこんな感じだが、すべてのレイヤーをオンにするとごく普通に見える。このレイヤー別の表示・非表示はビジネスイラストや図版では多くの便利な使い道がある

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