国税庁では、「所得税及び復興特別所得税の確定申告の際に誤りの多い事例」を公表しています。
そのなかに、「ふるさと納税の適用漏れ」というのがあるわけですが、なぜふるさと納税を申告しなければならないのでしょうか。確認しましょう!
答え:寄附金控除の対象になるから
ふるさと納税は、「納税」という名前がついていますが、実際には自治体への寄附です。つまり、自己負担金である2000円を除くふるさと納税の額が寄附金控除の対象になります。
また、ふるさと納税をしたあとに確定申告をしなくても寄附金控除が受けられる「ワンストップ特例」を申請した人でも「医療費控除などの確定申告を行なう場合」や「寄附先が1年間で5自治体を超える場合」は、すべてのふるさと納税の申告が必要となりますのでご注意ください!


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