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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第152回

アップル「MacBook Pro」ポート増加は敗北なのか

2022年02月01日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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MacBook Pro 14インチ(シルバー、上)と、MacBook Pro 13インチ(2020年モデル、スペースブラック、下)の右側面の比較。新モデルにはSDXCカードスロットとHDMIポートが搭載され、接続性が高まったのだが……

 個人的に、2021年の大きな買い物はMacBook Pro 14インチモデルでした。久しぶりにコンピュータの活用スタイルそのものをアップデートする買い物となった、インパクトも満足度も大きな製品でした。

 これまで、M1モデルのMacBook Proをモバイルに、自宅では画面が大きく性能もM1に負けていない27インチiMacという「デスクトップ/ノート」2台体制で仕事の環境を作ってきました。

 しかし今回のMacBook Pro 14インチへの乗り換えで、デスクでも出先でも1代のMacを使う1台体制へ移行し、デスクにはディスプレーやキーボードなどを配備する環境を整備して2021年を終えました。やはり1台での作業は効率的で、場所を変えても仕事自体を持ち運んで作業を続けられる感覚は、やはり自分に合っているな、と感じた次第です。

 2台体制のときよりも、1台体制になって頻繁に発生するのが、周辺機器の脱着。そうした観点で、新型MacBook Proに増加したポート類について考えます。

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