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最新パーツ性能チェック 第364回

奥行き170mmのPalit「GeForce RTX 3050 StormX OC」を触ってみた

2022年01月26日 23時00分更新

文● 藤田 忠 写真●藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 この春、新たにゲーミングPCをコストを抑えて組もうと考えている人にとって注目なのが、「Radeon RX 6500 XT」と「GeForce RTX 3050」を搭載するビデオカードの発売だ。ともにワンランク上の6600XTと3060より約1万円安い価格帯となる。性能はベンチマーク山盛りの加藤勝明(KTU)氏のRadeon RX 6500 XTレビューGeForce RTX 3050レビューでじっくりと確認してほしい。

 ここでは、1月27日に発売となるGeForce RTX 3050搭載ビデオカードのひとつで、最安価格帯でおなじみのPalit Microsystems(以下、Palit)から発売される「GeForce RTX 3050 StormX OC」を紹介しよう。シングルファンGPUクーラーを採用し、カード長がMini-ITXマザーボードと同じ170mmなのが特徴だ。

シングルファンGPUクーラーを採用するPalit「GeForce RTX 3050 StormX OC」

コンパクトケースに楽々と搭載できる170mmサイズ

 「GeForce RTX 3050 StormX OC」は、Mini-ITX規格のマザーボードにピッタリと収まるカード長170mmのショートモデルで、ビデオカード搭載スペースが短いコンパクトPCケースに楽々と搭載できるのが魅力だ。

 カードサイズは長さ170mm、幅125mm、厚さ40mm。幅はGPUクーラーが基板から15mm程度はみ出す形状になっているため、125mmと大きめになるがPCIe補助電源コネクターとケーブルの取り回し分を想定すると、多くのコンパクトPCケースに取り付けできるはずだ。また、厚さは40mmと2スロットにピッタリと収まるサイズなのもポイントだ。

 今回触った「GeForce RTX 3050 StormX OC」はオーバークロック仕様で、GPUコアはブーストクロックが1807MHzに引き上げられている。メモリーはGDDR6 8GBで、メモリー帯域幅は14Gbps、動作クロックは1750MHzになる。出力インターフェースはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4a×3と標準的になっている。

 GPUクーラー側面のロゴにはLEDを内蔵。Palitビデオカード用総合ユーティリティー「ThunderMaster」から、好みの色やGPU温度に合わせて発光させられる。

GeForce RTX 3050搭載のコンパクトモデルとなるGeForce RTX 3050 StormX OC」。カード長は170mmになる

基板裏面にバックプレートは備わっていない

GPUクーラーカバーが基板から15mm程度はみ出ている

PCIe補助電源コネクターは8ピン仕様で、消費電力は130Wになる

GPUクーラー側面のロゴが発光する

総合ユーティリティー「ThunderMaster」。オーバークロックやLED制御、モニタリングが可能だ

LEDは発光オフやGPU温度、単色、レインボーといったパターンを指定できる

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