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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第43回

【鉄板&旬パーツ】ようこそ水冷沼へ! LGA1700用水枕の実力をチェック

2022年01月22日 12時00分更新

文● 藤田 忠 写真●藤田 忠 編集●北村/ASCII

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Bykski
https://www.bykski.com/

 中国のメーカーで、CoolingLabが主に取り扱っている。1万円を余裕で切るCPUウォーターブロックや、フルカバーGPUウォーターブロックが1万円台から購入できるなど、手ごろな価格の製品が多いので、コストを抑えて本格水冷にチャレンジできる。また、製品数はまだ少ないが、上位ブランドとなる「Granzon」の展開もスタートしている。

ポンプを内蔵した長さ150mmリザーバータンクが6800円前後と手ごろなになっている

基板をサンドイッチするタイプのフルカバーGPUウォーターブロックも2万円台前半と安価だ。気になる性能は、近日GeForce RTX 3080 Tiに取り付けて性能を試す予定だ

GranzonブランドのDDCポンプ一内蔵型リザーバータンク。モニター付属で稼働状況をモニタリングできる。価格はオリオスペックで3万2780円

Corsair
https://www.corsair.com/ja/

 PCケースやRGB LEDファン、オールインワン水冷ユニットでおなじみのCorsair。2019年に同社初の本格水冷「Hydro X」シリーズを投入。独自デザインのCPUやビデオカード用ウォーターブロックに、ラジエーター、ポンプ、リザーバータンク、フィッティングとひと通りのパーツを扱っている。自社PCケースとの組み合わせを考えたパーツもある。後述のThermaltakeと同じく、PCパーツショップやAamzonでも入手できるのがポイントだ。

フロントガラスパネルの自社PCケースにベストなリング状LED内蔵のリザーバータンクなど、独特なデザインの製品も豊富

「Hydro X Series iCUE XH305i RGB」(7万2000円前後)など、必要なパーツ一式がセットになっているキットも用意

EK Water Blocks
https://www.ekwb.com/

 本格水冷パーツの定番中の定番メーカーとなるEK Water Blocks(EKWB)。本格水冷パーツ全般に加え、最近ではオールインワン水冷ユニットもラインアップ。マザーボード向けモノブロック型ウォーターブロックと、ビデオカード向けのフルカバーウォーターブロックが充実している。マザーボードと専用モノブロックのセットモデルもある。

 ウォーターブロックなどのパーツ類は、オリオスペックと、CoolingLabで販売している。さらにオールインワン水冷ユニットは、多くのPCパーツやオーディオ関連の総合代理店となっているアユートが国内代理店として扱っている。

おなじみのMSIとコラボした専用モノブロックとマザーボードがセットの「EK-Quantum MSI MPG Z690 CARBON EK X D-RGB」(626.99ドル)

ASUS TUFなど人気ビデオカードのフルカバーウォーターブロックが充実している。3月下旬から新型「EK-Quantum Vector2 RE RTX 3080/90」が発売予定だ

Thermaltake
https://www.thermaltake.com/

 本格水冷パーツメーカーに混ざって、本格水冷を古くから扱っているThermaltake。オープンフレームPCケースとともにハードチューブを使った魅せる本格水冷をアピール。ハードチューブによる本格水冷システムの一時代を築いたと言って良いだろう。RGB LEDを内蔵したド派手な製品も多いが、取り付けやすく、カラバリも豊富なハードチューブ用フィッティングに注目だ。

ハードチューブ用フィッティング「Pacific C-PRO」。3つのブロックに分かれており、チューブの取り付けが非常にしやすくなっている。外径16mmで、6個セットで6600円前後になる

2.1型LCDを内蔵し、好みの画像やGIF動画を表示することができるCPUウォーターブロック「Pacific MX2 Ultra CPU Waterblock」など、おもしろい製品も登場予定だ

Hardware Labs
https://hardwarelabs.com/

 おもにCoolingLabが扱っているラジエーターの老舗メーカー。一般的なU字流路のほか、X字流路のXFlowモデルも用意する。後発のCorsair、Thermaltakeや、コストを抑えたBykskiなどのメーカーに押され気味に。

広めのフィンピッチを採用し、低速ファンでも空気が通りやすい「Black Ice Nemesis GTS」シリーズ。写真はケーストップ搭載時におすすめのXFlowモデル

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