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Suicaが使える「Fitbit Charge 5」カラーディスプレー搭載、使い勝手が劇的に向上

2021年12月13日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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「エキササイズ」はモードを選択して、「開始」をタップするだけ。時間や消費カロリーなどの目標を設定することもでできる

新機能の「皮膚電気活動スキャン」は3分かかる

 Fitbit Charge 5は、ユーザーが能動的に起動して使うアプリはさほど多くはありません。「エキササイズ」、「アラーム」、「タイマー」、「ストップウォッチ」、ストレス値をチェックする「皮膚電気活動スキャン」といったところです。

エキササイズ中の画面例。心拍数のレベルが変わったり、目標に達したりした場合は、バイブでもわかる

 歩数や消費カロリーなどの活動量は自動で計測され、心拍数も運動時、睡眠時などに自動に計測。血中酸素濃度も睡眠時に一定時間おきに計測されるようになっています。つまり、ただ腕に巻いているだけで自身のコンディションがチェックされ、異常が認められた場合に通知される仕組みです。

心拍数が高くなった場合に通知される設定が可能

手首に着けたままで寝ると睡眠の質がわかり、血中酸素濃度の変化もわかる。ただし、医療機器ではないので、あくまでも健康管理のための参考地として利用したい

 ただし、ストレス値は「皮膚電気活動スキャン」で計測して、「とても穏やか」「中くらい」「ストレスを感じる」といった気分をタップして記録する必要があります。その「皮膚電気活動スキャン」ですが、トラッカー側面のセンサーに親指と人差し指で挟んで、3分間じっとしている必要があります。個人的には、3分が結構長く感じられました。ストレスチェックを習慣づけられるかどうかは、使う人次第ではないかと思います。

皮膚電気活動は、このようにCharge 5の両サイドを指で抑えるようにして測定する

3分間のスキャンを終えたら、その時の気分を選択する

皮膚電気活動反応の数値が表示される

細かい分析結果は「Fitbit」アプリでわかる仕組み

 なお、皮膚電気活動スキャンに用いる多目的センサーは本来は心電図を取るためにも使われるもののようです。残念ながら、日本向けの端末には「心電図」アプリは入っていませんが、今後の対応を期待したいところです。

 筆者が毎日のように使ったのは「エクササイズ」。20種類のエクササイズモードが用意されてますが、Fitbit Charge 5で起動できるのは、あらかじめ「Fitbit」アプリで設定した最大6つまで。自分が使うモードだけに絞り込めるので、素早く起動できて、便利だと感じました。

Charge 5の「エクササイズ」に表示させるエクササイズモードは6つまで設定可能

20種類のエクササイズモードから選べる

エクササイズの詳細なデータは「Fitbit」アプリに蓄積され、いつでも確認できる

GPSを内蔵しているので、ランニングやウォーキングのルートも記録可能

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