絶対にオススメのワイヤレス充電器
続いてインテリアに目を向けてみましょう。EXには標準装備されているのですが、LXでは羽根の次、いや羽根以上にオススメしたいのが「ワイヤレス充電器」(本体2万2000円+取付アタッチメント8800円=3万800円、別途工賃0.8時間必要)です!
不肖は過去、様々な新車のQi(チー)充電器ホルダーを見てきましたが、スマホは縦長ですので、縦方向に置くのが最もスマートだと思うのですが、多くはスマホを横に置いたり、クランパーで固定するなど「ひと手間」が必要だったりします。
縦に置けるのは日産「NOTE e-POWER」と、HondaのVEZELとシビックなのですが、NOTE e-POWERの場合、床面のゴム素材のみで、スマホケースによっては走行中ズレて、ワイヤレス充電が難しい時が。ですがHonda純正アクセサリーには小さなリブが設けられており、走行中にズレることを防いでくれます。「そこまで気にすることかぁ?」と思われるでしょうけれど、スマホは今や生活必需品で毎日手にするもの。故にクルマに乗る度に「スマホを車内に置いて充電する」という行為が発生しますから「そこまで気にする」のです。個人的にはクルマの外観的カッコよさより、こうしたインテリアの使い勝手の方が遥かに大事だと思っていまして、こうした小さな使い勝手の良さが積み重なり、クルマとしての完成度に現れてくると思います。
間接照明で夜のシビックを演出
Honda e、FIT e:HEV、VEZEL、そしてこのシビックと、近年のHonda車は、等身大という言葉がピッタリなモダンリビングかのような居心地のよいもの。いつまでも車内にいたい、と思わせる素敵空間です。そんなシビックとの夜を、より素敵に演出するライティングアイテムが用意されています。
「パターンプロジェクター」(3万3000円・別途工賃1.2時間必要)は、フロントドアの開閉に連動して、白色LEDにより地面にCIVICのロゴを映し出すもの。夜はもちろん、地下など暗い場所で扉を開く度に、特別なクルマを所有しているという気持ちにさせてくれることでしょう。
同様にウェルカムライトとなるのが「パドルライト」(2万2000円・別途工賃2.1時間必要)。ドアの開閉だけでなく、スマートキーシステムと連動しており、乗降時の足元を照らします。こういったアイテムは、足元の悪い夜にかなり重宝します。
ドアを開いた時にさり気なく所有感を抱かせるのが「サイドステップガーニッシュ」(各3万800円・別途工賃1.1時間)。フロント・リアの4枚セットで、パネルの素材はステンレス製。運転席と助手席にはLEDのイルミネーションが仕込まれており、ホワイトとレッドから選択できます。
車内の間接照明ですが、まずはフロント用の「フットライト&シートアンダーライト」(各1万7600円・別途工賃1.2時間)。ドアの開閉にあわせてLEDイルミネーションが点灯します。こちらもイルミネーション色はホワイトのほか、レッドも用意。
同じく「インナードアハンドル&ドアポケットイルミネーション」(各1万4300円・別途工賃2.4時間)も用意。こちらはエンジンスイッチ連動で、色はホワイトとレッドの2色展開です。
オシャレで実用的な照明を、ということでしたら「センターコンソールボックス&ドリンクホルダーイルミネーション」(各2万2000円・別途工賃CVT1.2時間/6MT1時間必要)。スモールランプに連動しており、ドリンクホルダーと小物入れにイルミネーションを灯すアイテムになります。こちらもLEDは赤もしくは白を用意します。夜間に小物を探す時に、灯があるのと無いのでは大違いですからね。
光で居心地のよい室内を作り上げたら、音もよくしたいところ。EXグレードはBOSE製のスピーカーを標準搭載していますが、LXグレードは標準品。それを「ハイグレードスピーカーシステム」(本体5万9400円+取付アタッチメント4400円=6万3800円・別途工賃1.7時間必要)にアップグレードしてみては? ユニットはJVCケンウッド製で、振動板に軽くて剛性の高いグラスファイバー材を使用するなど、低歪みなユニットに仕上げられています。
フロアーマットは2種類用意されています。一つは「フロアカーペットマットプレミアムタイプ」(4万8400円・別途工賃0.2時間必要)で、フロント・リアのセットです。抗菌消臭加工がなされているほか、しっかりとしたヒールパッド付きです。
もう一つは「オールシーズンマット」(各1万3200円・別途工賃0.2時間必要)。縁高タイプで、汚れた車内の汚れを防ぐのに効果大。もちろん水で簡単に洗うことができます。このオールシーズンマットは、フロアカーペットとの同時装着が可能で、フロント用とリア用の2種類をラインアップ。
ラゲッジの使い勝手を大幅アップ
ハッチバックの魅力は大きくて使いやすいラゲッジスペース。その使い勝手をアップさせるアイテムをご紹介しましょう。「CIVIC」のロゴ入り「ラゲッジトレイ」(1万4300円・別途工賃0.1時間必要)は、キャンプや水辺などで汚れた荷物を車内に入れる時に便利なアイテム。やや硬質な樹脂素材でできていますから、取り外して水洗いできます。
次に「LEDテールゲートライト」(1万1000円・別途工賃1.9時間必要)は、夜間の荷入れに手元を明るく照らすアイテム。このようなアイテムは、クルマを使い始めて「あればよかった」と思えるモノです。
「LEDルームランプ」(3850円)も同じく暗所での荷室整理にうれしい一品。標準ランプはいわゆる電球ですので、より明るく、何より白色ですので見やすくなります。
最後にラゲッジスペースに置いておきたいアイテムをご紹介しましょう。それは「防災安心セット」(7920円/1人用~)。食料や水、使い捨てトイレやポンチョ、カイロ、グローブなどをコンパクトにまとめた逸品で、乗車時の被災はもちろんのこと、出先での万が一の時“積んでいて良かった”を実感するでしょう。
シビックの使い勝手をグンと上げたり、ワンランク上の走りを実現する純正アクセサリー群。シビックを検討される方は、これらのアイテムもあわせて検討してみてはいかがでしょう。
この連載の記事
-
第483回
自動車
【ミニバン売れ筋対決】ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」の良いところと微妙なところ -
第482回
自動車
これがBMWの未来! フラッグシップEVの「iX」は乗り心地良すぎで動くファーストクラス -
第481回
自動車
アルファ・ロメオのハイブリッドSUV「トナーレ」はキビキビ走って良い意味で「らしく」ない -
第480回
自動車
独特なデザインが目立つルノーのクーペSUV「アルカナ E-TECH エンジニアード」はアイドルも納得の走り -
第479回
自動車
レクサスのエントリーSUV「LBX」は細部の徹底作り込みで高級ブランドの世界観を体現した -
第478回
自動車
レクサスの高級オープン「LC500 コンバーチブル」は快適さのその先を教えてくれる -
第477回
自動車
BMWの都市型SUV「X4」は直6エンジンならではのパワフルな走りがキモチイイ! -
第476回
自動車
最新のマツダ「ロードスター」は乗った誰もが乗り換えを検討するレベルのデキの良さ -
第475回
自動車
EV=無個性ではない! BMWのEV「iX3」は剛性ボディーが魅力のミドルサイズSUV -
第474回
自動車
ルノーのコンパクトカー「ルーテシア E-TECH エンジニアード」は軽量でパワフルでスポーティー! -
第473回
自動車
ホンダの大人気ミニバン「FREED」に乗ってわかった5つの良くなったポイント - この連載の一覧へ