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石川温のPCスマホニュース解説 第123回

楽天、auローミング打ち切りへ ネットワーク品質改善進める

2021年10月04日 00時00分更新

文● 石川温

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ネットワーク品質の改善進む

 ただ、楽天モバイルは、4Gにおいては、1.7GHz帯しか割り当てられておらず、プラチナバンドを持つ他社に比べて、屋内での電波のつながりがいまいちという声もある。

 屋内対策においては「大規模な商業施設はauローミングをお願いしているところが多数ある。一方で、我々ではCASAという屋内対策のアンテナを1日に300から500ヵ所、設置して回っている。居酒屋やレストランなど、地下にあるような店での対応を急いでいる」(矢澤副社長)とのことだ。

 また、他社では5Gのエリア展開を急いでいる。4Gに割り当てられている周波数帯を5Gに転用することで、通信速度は速くなくても、スマホのアンテナ表示は5Gになる場所を増やしているのだ。

 楽天モバイルには4G用に1.7GHz帯しか割り当てられていないが、4G転用での5G化は視野に入っているのだろうか。

 「今後、どうしていくかは検討課題だ。4Gは1.7GHzだけなので、キャパシティ(容量)も考慮していかないといけない。しかし、これから5Gデバイスが増えていくので、4G周波数を転用するという話にもなっていく。パラメータを調整していこうかと思う」(矢澤副社長)

 楽天モバイルは新規参入ということで、当初はネットワーク品質が不安視されてきたが、ここにきて着実に改善が進んでいるようだ。

 

筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。

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