『BOOST CREATIVITY SESSION』 第一弾密着取材
VRアーティスト せきぐちあいみ氏に聞く、Samsung SSDが刺激するクリエイターの「制作の源」
VR空間上で演奏するNEE、躍動感もナチュラル
今回の撮影は、360度のグリーンバックの中でバンド NEEが演奏し、せきぐちあいみ氏によるVR空間と合成する手法で行なわれた。スタジオの複数箇所に設置されたモニター上には、VR空間と合成された映像がリアルタイムで映し出され、撮影スタッフは、モニターをチェックしながら指示を出すという、珍しい撮影風景が見られた。
バンドNEEの楽曲は、オリジナリティーに溢れた歌詞や進行、エネルギッシュなのにどこか飄々とした雰囲気も併せ持つライブパフォーマンスで注目を集めるバンドで、川谷 絵音氏が注目のバンドに挙げたり、綾野 剛氏がSNSで紹介したりと、無名ながらに各音楽配信サービスでも注目を集めている。
せきぐちあいみ氏によるVRのステージは、ネオンや宙に浮かぶ光るオブジェクトを多用し、近未来感を持ちながらも、どこかアジア的なエキゾチック感を持つ独特のものだが、NEEの楽曲や、彼ら自身が醸し出す雰囲気ともマッチしていた。
「NEEさんは、4人それぞれが独特の雰囲気を持っているのに、4人揃うと不思議な統一感があるんですよね。自分の中で完結するのではなく、『彼らがそこに立つことで完成するステージ』も、製作中に意識した点です」(せきぐちあいみ氏)
プロモーションビデオは、演奏しているNEEの周りを、カメラマンが接近したり引いたり、360度移動しながら撮影するというライブ感に溢れた仕立て。せきぐちあいみ氏によるVR空間の細かな書き込みも満遍なく映り込んでおり、NEEの演奏だけでなく、VR空間の作り込みも堪能できる作品に仕上がっている。
せきぐちあいみ氏が初めて誰かとコラボレーションをしたことで感じたワクワク感と、間もなくデビューを迎えるNEEの未来へ推進しようとする想い、そして、クリエイターとSamsung製SSDのコラボレーションというBOOST CREATIVITY SESSIONのベースとなるコンセプトが一体となったことで、言わば“いまの時代を生きる、その瞬間のエネルギー”のようなものが、作品に閉じ込められたのではないだろうか。
BOOST CREATIVITY SESSIONは、年内に第三弾までの実施を予定しており、現在、次のプロジェクトに向けて動き始めているそうだ。「高品質のSSD」という技術が、次回はどんな創造性をサポートするのか。今後も注目したいプロジェクトである。
せきぐちあいみ
VR空間に3Dのアートを描く、VRアーティストとして活動中。アート制作やライブペインティングのステージ公演を国内や海外(アメリカ、ドイツ、フランス、ロシア、UAE、シンガポール、タイ、マレーシアなど)でも行なっている。
NEE(ニー)
東京のどこかで結成。エキゾチックロックバンド“NEE”。くぅ(Gt&Vo)、夕日(Gt)、かほ(Ba)、大樹(Dr)の4人メンバー。2021年9月、ビクターエンタテインメントのGetting Betterよりメジャーデビュー。
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