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業務を変えるkintoneユーザー事例 第107回

kintone hive sendai 2021で「講演者にココが聞きたい」に応える

kintoneアプリはやさしさでできている? hiveの登壇者がパネルで回答

2021年06月23日 09時00分更新

文● 重森大 編集●MOVIEW 清水

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kintoneは、アプリ開発者のやさしさでできている

田澤:続きましては、相互電業の今野さんへの質問です。「電気工事は職人のイメージがあります。10~80代の方にIT、kintoneを浸透させる中で、大変だったことはなんですか?」ということです。

相互電業株式会社 管理部 今野 愛菜氏(以下、今野)kintone以前にパソコンを触れない人もいます。Kintoneもパソコンも同じくらい低いハードルで、「困ったらすぐに声をかけて」と言っています。最近は社員同士でも、若い子に教えてもらいに行ったりして、みんなで協力し合い支え合っています。

田澤:素敵ですね。20代の方が60代の方にkintoneの使い方を教える、本業は逆に教えてもらう。本当にkintoneはやさしさでできているんですね。

相互電業株式会社 管理部 今野 愛菜氏

熊谷:2つ、質問してもいいですか? 写真の数や散歩の距離など茶々丸の幸せ度が数値化されていましたが、茶々丸の管理もkintoneでやっているんですか?

今野:茶々丸の写真枚数はiPhoneで数えました(笑)。

熊谷:もうひとつ、「雑談で聞き出せれば苦労しないよ」って思った人が多くいるのではないかと思いますが、上手に聞き出す工夫を教えていただけますか?

今野:現場の人の目線に立ってひたすら聞くことです。相手の立場や仕事の環境を想像しながら、何に困っているのか理解して、受け止める。自分の話をするのは、その後です。

田澤:次は志村さん宛てですね。「出前たまごのアプリは、どれくらいの期間で実装したのですか?」という質問です。確か2週間で構築というお話をされていたと思いますが、本当に2週間で実装できるとは思えないということではないかと。

有限会社竹鶏ファーム 代表取締役 志村 竜生氏(以下、志村):骨格は本当に2週間でつくりました。そこから1年間、サービスを運用しながらアプリを肉付けしていきました。

有限会社竹鶏ファーム 代表取締役 志村 竜生氏

田澤:ユーザーさんが増えていく中で、アプリを工夫したところとかもありますか?

志村:5月くらいにテレビの取材を受けてどんとユーザーが増えました。あれが足りないこれが足りないってなって、仲間と一緒にアプリをどんどん変えていきましたね。

田澤:次は小林さんに、「宅配ボックスに入れても、なかなか見てくれない営業がいると思いますが、工夫していることはありますか?」という質問がきています。

アドレス 小林 涼香氏(以下、小林)ここに情報があるんだということを伝え続けて、浸透させていきました。

熊谷:通知機能を活用したという話をされていましたが、通知機能を使いすぎると埋もれてしまう恐れもあります。通知機能の使い方に工夫しているところはありますか?

小林:実は当初はプロセス機能を多用していました。でも、人に仕事を渡すときにはプロセス機能で渡していったら、レコードが変更されるたびに通知が届いて「これじゃ使えない」と言われました。対策として、不要なプロセスは切っていくことにしました。上司とか本当に重要なものだけが通知されるようにと気をつけて、いま設計をしなおしている途中です。

アドレス株式会社 小林 涼香さん

熊谷:現場に反発されて、観察から始めたというお話でしたね。観察を掘り下げるコツはありますか?

小林:現場の人の目線を理解しないと始まらない、ということですね。その人はここで何を思っているのか、ここで何をできなくて困っているのか、と考えることが大事だと思っています。

熊谷:やっぱり大事なのはやさしさですね。

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