業務を変えるkintoneユーザー事例 第107回
kintone hive sendai 2021で「講演者にココが聞きたい」に応える
kintoneアプリはやさしさでできている? hiveの登壇者がパネルで回答
2021年06月23日 09時00分更新
想い入れの深いアプリについてそれぞれが自慢合戦を展開
田澤:全員に聞きたい質問として、「このアプリが自慢」「標準機能でここまでできるよ」というポイントがあれば教えて欲しいという声が届いています。順番にお話しいただけますか?
馬場:実は私はまだ標準機能しか使っていません。いろいろな機能があることを今回知ったので、これから使っていきたいと思います。自慢のアプリという意味では、ニンジンの選別量のアプリが「みんなにやっと使えてもらえた」という記念のアプリです。あのアプリを使いつつ、発展系として他のアプリを作っていって、先々ではお客さんに関係する請求までやりたいと思っています。必ずやります。
市川:写真送付アプリが一番の自慢です。廃棄物は種類が多いので、最初に現物確認をします。今までは社長しかやっていなかったのですが、ドライバーさんもiPadを持っているので現物を確認して写真を撮って送れるようになりました。kintoneを使うことでリアルタイムに情報を届けて、素早く次の行程に進めるのですごく便利です。
今野:一番思い出深いのは、日報アプリですね。電気工事って工事別に労務費を割り振らないといけないので、その日に行った工事ごとに時間を書く必要があります。登壇でも話しましたが、日報アプリは一度作って失敗しています。問題が明らかになったので改善しようという話が雑談会で出て、あと1ヵ月くらいで新しい物ができそうなところまで来ています。新しい日報アプリではgusuku Customineも使って必要な項目だけ表示させる予定です。一度失敗したからこそ想い入れがあって、早くみんなに使ってもらいたいアプリです。
志村:私の自慢のアプリはちょっとマニアックなんですが、羽数管理アプリです。鶏が4万5000羽いて、ロット別に管理されています。一般的には大がかりなシステムを入れないと、どこにどの鶏が何羽いるかを管理できませんでした。それを全部kintoneに入れて、どこに何羽鶏がいて、その鶏がどのくらいたまごを生んでいて産卵率はどのくらいかを毎日見ることができるようになりました。細かすぎて、これは業界の人にしか伝わらないと思うんですけど。
小林:私の自慢はマスターアプリです。どのアプリでも使う共通の情報ってありますよね。不動産業のうちの場合だと従業員の情報や店舗の情報などがそれに当たります。そういうものを毎回アプリで入力させるのは面倒なので、マスターになるアプリを作っておいて、そこからルックアップで引いています。マスター情報が一ヵ所にまとまるので、情報管理も楽になります。
田澤:いろいろな話が聞けたところで、これからkintoneを活用していきたい方たちに、熊谷さんからアドバイスをいただけますか?
熊谷:ここにいらっしゃる方々はkintoneを導入して、失敗も経験しています。けれどそこでくじけずに、ダメでもいいからやり続けるということが大事なんです。
もうひとつ大事なことは、現場の声を大事にすること。管理は現場のためにあるんです。ここを間違わないようにしてください。今日登壇してくださったみなさんのように、やさしさでkintoneを構築してほしいと思います。
相互電業の今野氏が地区代表としてkintone AWARDに進出
パネルディスカッションの後、視聴者の投票によって選ばれた北海道・東北地区代表の発表が行われた。地区代表としてkintone AWARDに進んだのは、相互電業の今野氏だ。受賞を受けて、「kintone AWARDに背中を押されてがんばってきました。東京は緊張しますが、私も誰かの背中を押せるようがんばりたいと思います」とコメントした。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第336回
デジタル
kintoneで変わったのは業務ではなく「当たり前」―― 超保守的な営業部隊がDX先進組織になるまで -
第335回
デジタル
辞めるつもりだった社員が挙げた3つの問題 社長が定例会から外れて動き出した社員の自主性とチームワーク -
第334回
デジタル
工場の“見間違い”ミスを完全ゼロに “現場ナイズ”なkintone実装から始まった意識改革 -
第333回
デジタル
クリーニング屋が人手不足を“人手以外で”解決 一度は手放したkintoneを復活させ、AIで販管費を半減するまで -
第332回
デジタル
本当のkintoneらしさとは? 紙文化、属人化、システムの進化に真正面から取り組んだキーコーヒー -
第331回
デジタル
開くだけで5分かかるExcelからの脱却 社長に直談判したパートスタッフがチャレンジしたアプリ開発 -
第330回
デジタル
最新版はどれだ!?が日常的だった業務をkintoneに置き換え、ヒーローになった情シスが陥った落とし穴 -
第329回
デジタル
「ツールは入れて終わりじゃない」 香川の建設コンサルが利用率1割だったkintoneを全社基盤に育てるまで -
第328回
デジタル
「筋斗雲って、ラーメン屋ですか?」 60歳以上が44%を締めるビルメンテナンス企業が挑んだ土台作り -
第327回
デジタル
まずは動かしてみる。沖縄の中小企業を支える支援機関のプロジェクトチームが守った3つのルール -
第326回
デジタル
属人化の解消は多忙な“Aさん”を救うことから 切り札は「kintone×AI」を自然に使わせる仕組み - この連載の一覧へ





