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OPPOの初スマートバンド「OPPO Band Style」はアリ? 使って感じた◯と△

2021年05月06日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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「ヘルスケア」タブ(左)からは、睡眠の記録など、各種の測定データはここから確認できる(右)

スマートフォンのアプリから確認できること

 最後に、まだ馴染みが浅いということで、スマートフォンの「HeyTap Health」の画面についても少し触れておきたい。アプリ画面は「ヘルスケア」「フィットネス」「管理」の3つに分かれている。

 まず、「ヘルスケア」タブでは、測定したライフログのデータが確認できる。特に筆者がよかったと思ったのは、睡眠の記録表示だ。ビジュアルで深い眠りと浅い眠りの切り替わりを明示してくれるとともに、項目別の評価や、文章での評価もある、内容がわかりやすいと感じた。例えば、筆者の場合、熟睡時間は正常と判断されたが、睡眠の中断が3回あり「過剰」と評価されていた。こうした計測は、自分一人では気づけないことなので、非常に価値のあることだと思う。

 続いて、「フィットネス」タブからは、運動の測定を開始できる。実際には、OPPO Band Styleからの操作で事足りることが多いだろうが、スマートフォンで測定をスタートしたいような場面ではここから操作できると覚えておこう。

「フィットネス」タブ(左)からは、運動の測定を開始できるだけ。運動ログは、先ほどの「ヘルスケア」タブから確認する仕組みだ(右)

 「管理」タブでは、各種の設定をカスタマイズしたり、デバイスのファームウェアを更新するといった操作ができる。例えば、撮影した写真をOPPO Band Styleの文字盤に適用したいといった場合には、この画面から操作が可能だ。また、「その他」からは、1日のカロリーの目標値を変更したり、心拍数が一定値を超えた際にアラートを表示するといった機能の設定などができる。

「管理」タブ「その他」を選ぶと(左)、各種の設定操作ができる(右)

 OPPO Band Styleの良い部分と、気になる部分をそれぞれ挙げてみたが、税込4480円のスマートバンドとしては、総合的に見てコストパフォーマンスが高いと感じた。非常に“OPPOらしい”と言える製品だと思う。機能が豊富すぎることを良しとするかどうかで、ユーザーの評価も大きくわかれそうだとは感じたが、少なくともすでにスマートフォンなどでOPPO製品に触れているような人にとっては、楽しく使えて健康管理にも貢献する端末だと思う。

 

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