死のループからの脱出を目指せ!

死のループと謎が謎を呼ぶ物語にも引き込まれる、PS5の機能も活用したTPS『Returnal』の魅力とは?

2021年05月07日 13時00分更新

文● ASCII

新鮮な驚きがいっぱい! アトロボスでの探索

 ゲームを始めるたびに地形や入手するものが変化する本作では、毎回、新鮮な気分で探索に挑める。ただ、エリアを構成するステージ上にあるオボライトやエーテルなどのアイテムの配置、コンテナや謎解きに絡んだギミックなどの位置は同じなので、覚えてしまえばアイテム探しなどで苦労することはない。

四角い緑のマークが次のステージへ進むメインゲート、青い三角のマークが異星人の装置などがある特別な部屋に繋がるサイドゲートといったように、ゲートのマークで先のステージがどうなっているか判別できるようになっている

中には寄生体に封印されたゲートも。このゲートの先は、モンスターハウスとなっている。戦いの準備は整っていないうちは、避けた方が無難だ

コンテナや落ちているアイテムなど、まれに悪性因子に侵されているものがある。この因子に侵されたものを取ると、スーツが故障。スーツの故障は、画面左上に表示される条件を満たせば修復できる。なお、悪性因子はエーテルというアイテムを使えば除去できる

 ステージはゲートで区切られており、大小さまざまなものが存在。中には、出現する敵を次々と倒していくモンスターハウス的なものもあるので注意が必要だ。

 なお、ステージの敵は、一度倒してしまえばループするまで復活することはない。敵をすべて倒してから、じっくり周囲を探索するのもオススメだ。

 ちなみに、ステージにあるゲートの位置は同じでも、入り口と出口がループによって反転することもある。こういった変化もあるので、マップ探索が単調にならずに楽しめるのだ。

ステージの中には、黄色い光が浮かんでいる場所がある。これに触れると隠し部屋へ行ける。オボライトが大量に落ちていたり、コンテナがあったりと、探索に役立つことが多い

ステージ中に触れるとダメージを受けるセキュリティシステムがあることも。これは、ループによっては出現したり、出現しなかったりする場合もある

フィールドの柱や彫像などを破棄できる。目の光っている彫像や柱を壊すと、オボライトを獲得することも。また、破壊できる壁や撃つことで仕掛けを動かすスイッチなどのギミックも存在

やり込み派にはたまらない要素も!

 敵や手に入れたアイテムやアーティファクト(異星人が残したオブジェクト)など、敵なら倒した回数、アイテムなどなら入手した数に応じて、リサーチが進んでいく。

 メニューの中に「DATA BANK」という項目あって、前述の要素を確認でき、リサーチ進捗度によって説明文がアップデートされていく。こう言った、ゲームの世界観をより深く楽しめるやり込み要素も存在。

 クリア後にもやり込み要素は引き続き楽しめるようなので、1つのソフトをじっくり楽しみたい人にもピッタリだ。

DATA BANKでは、さまざまな要素が確認できる。こう言った項目を埋めていくのも、本作の楽しみの1つ

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