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働く!おすすめ周辺機器レビュー 第13回

ULTRA PLUSのヘッドホンスタンド「UP-HSSD」を使ってみた

ヘッドホンやヘッドセットを仮想7.1ch化する謎のスタンドが便利!

2021年04月26日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII

提供: 株式会社プリンストン

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スタンドにサラウンド機能をプラス!

 ヘッドホンスタンド「UP-HSSD」は、プリンストンのゲーミングブランド「ULTRA PLUS」に属するUSBサウンドデバイスだ。ULTRA PLUSは、同社オリジナルのゲーミングブランドであり、「現状を超えてさらに先へ進む」という意味が込められている。すべてのユーザーがより快適にゲームを楽しむための製品群を送り出す、それがこのブランドの大きな意志なのだ。

 それを体現するかのようなこの「UP-HSSD」、外観はあくまでヘッドホンスタンドだ。しかしその実態はバーチャル7.1サラウンド機能に対応するオーディオアダプターであり、手持ちのヘッドホンやヘッドセットを接続するだけで、その音質を格段に向上させることができるのだ。もちろん、ヘッドホンスタンドとしても申し分ない。

 ヘッドホンを置くアームは折り曲げ加工されたアルミ製で台座にしっかり固定されている。全体の重量は325gとそれほど重くはないものの、広い底面にはラバーが貼ってあり、机上に配置してしまえば、ヘッドホンを置いてもグラグラ動くようなことはない。

プリンストン「UP-HSSD」。外観はあくまでヘッドホンスタンド。しかしその台座にいろいろと機能が盛り込まれている

 そして台座こそが「UP-HSSD」の心臓部といえる。なぜならこの台座にはヘッドホン端子、マイク端子、そしてヘッドセット端子をそれぞれ1基ずつ装備。さらにUSB 3.0ポート×2基も搭載し、簡易的なUSBハブとしても利用できる。つまり、ヘッドセットの愛用者はもちろん、ヘッドホン+マイク派のユーザーにも対応しているのだ。

台座正面。左からUSB 3.0、ヘッドセット端子、ヘッドホン端子、マイク端子

 セッティングも容易。利用したいパソコンに専用アプリ「UP Gaming Headset stand」をインストールしたうえで、「UP-HSSD」とUSB接続するだけで、バーチャル7.1chサラウンド環境の利用が可能となる(Windows 10専用)。まさにヘッドホンスタンドを置くだけ感覚。専用アプリではイコライザーの調整や音響効果、マイク周りの設定に加えバーチャル7.1chサラウンドの設定を変更可能。好みの音質を手持ちのヘッドホンやヘッドセットで楽しめる。

 そしてもちろん、ゲーミングガジェットの大きな特徴である「発光」機能も搭載。底面にLEDが内蔵されており、レインボー/赤/緑/青/ピンク/黄/シアン/白/ランダムといったさまざまなLEDイルミネーションを楽しめる。もちろん消灯も可能。変色と点灯/消灯は台座側面のタッチパネルから操作できる。

台座を上部から撮影。左側面の指紋風マークは、LED操作用のタッチセンサーだ

専用アプリ「UP Gaming Headset stand」。各種設定はここから

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