働く!おすすめ周辺機器レビュー 第14回
ULTRA PLUS「UP-M156T4K」「UP-M156THD」試用レビュー
5万円台で4Kと144Hzを選べる超有能ゲーミングモバイルディスプレーに注目
2021年07月01日 11時00分更新
「1年半テレワークして本当に必要な機材がわかった」
コロナ禍による最初の緊急事態宣言から約1年半。お篭り生活とテレワークを続けたことで「本当に買うべき機材がわかってきた」社会人も意外に多いのではないだろうか。在宅ワーカーが仕事と生活を快適にする目的で選ぶ機材のなかでも需要が大きいのは「モバイルディスプレー」。
「ノートパソコンの1画面では仕事をこなすのにちょっと物足りないけど、外付けの大画面ディスプレーを置く場所はない」「リビングのテーブルで仕事をしているから、仕事道具は毎日片づけないと。外付けディスプレーなんてムリムリ……」といった人にうってつけなのがモバイルディスプレーだからだ。
仕事以外でもニーズはある。たとえば「リビングのテレビは家族が占拠しているので、家庭用ゲームをプレイする場所がない」ケースだ。ゲームをする時間が限られる社会人ゲーマーからも、モバイルディスプレーは熱い支持を集めているのである。
そこで今回は、モバイルディスプレーの「欲張りセット」とでも言うべき製品を2機種紹介する。「フルHD 120Hz/4K/144Hz/IPS/Type-C/ミニHDMI/タッチパネル」といった単語にピンと来るあなたにオススメの一品だ。

4Kモバイルの「UP-M156T4K」とフルHDモバイルの「UP-M156THD」を紹介
4Kの美画質に注目するか?
144Hzの滑らかさを堪能するか?
今回紹介する「UP-M156T4K」および「UP-M156THD」は、プリンストンのゲーミングブランド「ULTRA PLUS」のゲーミングモバイルディスプレー。同社はULTRA PLUSブランドにて「ゲームを快適にプレイするためのプロダクト」を続々と世に送り出している。当然「UP-M156T4K」「UP-M156THD」もそのブランド名を冠する通りの製品だ。
「UP-M156T4K」は、15.6型4Kタッチ機能付きモバイルディスプレー。そして「UP-M156THD」は、15.6型フルHDタッチ機能付きモバイルディスプレー。
この2製品、モバイルディスプレーとして外観は似ているものの若干仕様が異なる。2製品の差異をざっくり説明するなら「4K解像度/リフレッシュレート60Hz」と「フルHD解像度/リフレッシュレート144Hz」であること。両者とも可搬性の高いディスプレーで、パソコンやスマホのほか、Nintendo Switch、PS5、PS4 Pro、PS4、Xbox One Sといった主要なコンソール機と接続できることがメーカー側で確認されている。
それから、「UP-M156T4K」「UP-M156THD」にはUSB Type-Cケーブル、USB Type-A to Type-Cケーブル、HDMI to Mini HDMIケーブルと、3種の接続ケーブルが付属するから、購入後すぐさま使い始められるところも良ポイントだ。
まずは4K/60Hzの「UP-M156T4K」から製品特徴を解説していこう。

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