90日間の英語コーチングサービス「STRAIL」で正しい学習方法を身につける
「ゼロ高」学院長の内藤賢司氏が英語コーチングサービス「STRAIL」を体験 90日間でTOEICスコア250点アップを目指した結果は?
2021年05月14日 16時00分更新
英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY」などを運営する株式会社スタディーハッカーは、時間がないビジネスパーソンでも短期間で無理なく英語力をアップできる様々なサービスを提供している。今回は、専門家によるマンツーマンの英語学習コーチングサービス「STRAIL」を、堀江貴文氏が主宰する「ゼロ高(ゼロ高等学校)」の学院長を務めるSNS education株式会社 代表取締役の内藤 賢司氏が実際に体験。内藤氏とSTRAIL講師の田中 利沙氏が行ったオンラインコーチングの模様をレポートするとともに、実際に受講した感想や手応えを取材した。
スタディーハッカーとゼロ高は、2019年にゼロ高生専門の英語コースを開設してコラボした実績がある。「勉強で回り道をする必要がなくなるサービス」と話し、自身も教育関係者としてSTRAILに興味を持っていたという内藤氏。目標に設定したTOEICスコア250点アップを目指して田中氏と2人3脚で取り組んだ結果は?
STRAILを内藤氏が実際に体験!
目標は90日間でTOEICスコア450→700
STRAILは、ENGLISH COMPANYとは異なり、英語学習の専門家による「コーチング」に特化したサービスだ。90日間の受講期間中は、週一回60分のコンサルティングを受け、目標に対する課題や学習方法をアドバイスしてもらいながら、自宅で自己学習を進める。ENGLISH COMPANYのように講師と直接トレーニングは行わないが、自分のペースで学習を進めることができ、受講料も半額程度に抑えられているため、気軽にチャレンジしやすい。
もちろん講師の質は高く、「第二言語習得研究」の知見を用いた効率的な学習方法を受講生に合わせてコンサルティングしてくれる。ここでは、内藤氏がSTRAILを90日間にわたって受講した模様を紹介する。
SNS education株式会社 代表取締役 内藤 賢司氏
社会と教育の架け橋を生業とする。ウェブサービスの企画立案、大規模プロジェクト統括から実装までをこなすオールラウンダー。スタートアップと大企業の両面からビジネス、プロダクトを進めることを得意とする。子どもが生まれてから、社会の役割の重要性に目覚め、若者が環境や状況によって可能性をつぶされる世界を変えるべく、ゼロ高の代表へ。サッカーとお寺が好き。著書に『Webエンジニアの教科書』がある
株式会社スタディーハッカー STRAIL講師 田中 利沙氏
同時通訳者である母の影響でアメリカに留学、マサチューセッツ州のNortheastern Universityで学んだ。帰国後は法律事務所で外国人依頼者の通訳を担当した
STRAILでは、最初にTOEIC形式の外部模試でテストを行い、TOEICスコアに換算した成績を算出している。社会人になってからは、ほとんど英語の学習をしてこなかったという内藤氏のスコアは、リスニング295点・リーディング155点で、450点相当だった。この結果を元に、田中氏と目標を設定。「600点ならそこまで頑張らなくても独学で到達しそうだが、700点以上になると一人では難しそう」という内藤氏の希望から、700点を最低ラインに設定した。
内藤氏の英語力をチェック・その場で課題を分析
目標を設定した後は、本格的なコンサルティングがスタート。田中氏がテストの結果を分析したところ、内藤氏は文法の知識を問う設問で不正解が目立っていた。原因は、語彙力の不足だが、この点については問題ないと田中氏。「そもそも単語を知らないから間違えた問題で、これから覚えていけば良いだけなので心配はいりません」と話す。また、品詞の知識が不足していることも課題として指摘。自習期間を使って品詞をインプットすることも、初回の目標になった。なお、自宅での具体的なトレーニング方法については、コンサルティングの最後にまとめて教えてくれる。
テストの分析が終わった後は、実際にリスニングやスピーキングを行いながら、内藤氏の英語力をより細かくチェック。まずは、STRAIL独自のアセスメント(診断)プロセスを通して、田中氏が課題の分析を実施、その後内藤氏へフィードバックを行った。内藤氏は、アセスメントを受けた感想について「英語を聞くことに集中していると全体が何の話か忘れてしまう」とリスニングの難しさを口にした。
田中氏は、「流れてくる英語の意味処理に負荷がかかっている」と指摘。さらに、「サイトトランスレーション」という、英文を「チャンク」と呼ばれる意味の塊ごと瞬時に内容を説明するトレーニングを実施、さらに課題を細分化していった。
その結果、内藤氏はチャンクを見ればすぐに意味が理解できていたことから、「意味処理のスピード自体は遅くありません」と田中氏は分析。「音声を聞いた後、それをすべて日本語に直して、完全に理解しようとすることで時間がかかってしまっている」と話し、英文をイメージで理解するための「認知文法トレーニング」の必要性を課題として挙げた。
画像は、サイトトランスレーションを行なっている様子。受講生の英語力に合わせて、課題の分析やトレーニング方法を提案してくれる。テストの結果だけでなく、内藤氏のトレーニング中の反応からも的確に課題を捉えていたのが印象的だった
また、英語をより楽に聞き取れるようになるためには、「自分が楽に言えるようになると有利です」と田中氏。単語や品詞を覚える学習と並行して、「シャドーイング(英語を聞いて少し後から同じように発音する練習)」や「オーバーラッピング(テキストを見ながら音声に合わせて全く同じタイミングで発音する練習)」のトレーニングも行う必要があると話した。
コンサルティングの最後には、自宅で行う自己学習の内容を提示。市販の単語帳やテキストなども活用した、毎日の必要な学習やスケジュールを組んでくれる。学習する際に注意する点や効率良く進めるためのポイントなども内藤氏にアドバイスしてくれた。自己学習の進捗は、学習管理アプリ「Studyplus」で管理。わからないことはチャットでいつでも講師に質問できる。

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