Core i7-1165G7搭載、負荷の軽いゲームやクリエイティブ作業なら超快適にこなせる!
Tiger Lake/Iris Xe搭載で汎用性は抜群、1kg以下でモバイルも余裕なFRONTIER14型ノートPC「FRNS711/A」
CPUの性能をしっかり活かせる内蔵GPU
続いて気になる性能のチェックを行なってみよう。Core i7-1165G7は、4コア/8スレッドで動作し、基本クロック数は2.80GHz、ターボブースト時には最大で4.70GHzまで上昇する。GPUはCPU内蔵だが、インテル Iris Xe グラフィックスが採用されている。個人的には従来のインテル UHD グラフィックスだとCPU性能に比べて処理能力不足に感じることが多かったので、今回一番期待している部分でもある。
「CINEBENCH R23」は、CPU単体の性能をマルチスレッドとシングルスレッドで計測できる定番ベンチマークテストだ。マルチのスコアは「4380」シングルは「1395」で、1~2世代前のモバイル用Core i7の上位クラスのCPUに匹敵する性能を持っている。
マシンの総合性能を計測できる「PCMark 10」をチェック。PCMark 10は、「Essentials」「Productivity」「Digital Content Creation」で各項目の性能も確認できる。
アプリの起動やウェブブラウザーでのサイト閲覧、ビデオ会議でのエンコードなどをシミュレートするので、日常的な作業をどれくらい快適に行なえるかが確認できるEssentialsのスコアは「9780」と好成績。主にビジネス系中心でテキスト入力や表計算の処理を確認できるProductivityが「6606」と、こちらもかなりのスコアが出ている。
Digital Content Creationでは、写真や動画の編集3Dモデリングなど、グラフィック系の処理を計測可能で、スコアは「4779」と、内蔵グラフィックスとしてはかなり高いスコアが出ている。PCMark10ではCPUとGPUの機能も合わせて計測するため、従来の内蔵グラフィックスを利用するマシンでは総合スコアが少し落ち気味なこともあったが、NSシリーズではかなりの好成績を記録できているといえる。
また、3Dゲームのグラフィックス性能を計測できるベンチマークテスト「3DMark」で、新しい内蔵グラフィックスがどれくらいの性能なのかを確認してみた。
「TimeSpy」のスコアは「1420」、「FireStrike」のスコアは「3591」で、内蔵グラフィックスとしてはかなり高いスコアが出ている。最新の3D系ゲームは厳しいが、軽めのMMORPGなどであれば十分に遊べる性能だろう。
続いて、より実用性が確認できるゲームのベンチマークテストもチェック。今回は、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を計測した。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークは、10年近くサービスが続いてるMMORPGのベンチマークテストだ。サービス開始当時はグラフィックスカードが必須の要求スペックだったが、ここ最近の内臓グラフィックスでもそこそこ動作できるようになっている。1920×1080ドット、フルスクリーン表示、高品質に設定したところ、スコア「2705」評価「やや快適」となった。サービス開始から長年経ったMMORPGなこともあり、余裕で動作する。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークは、FFXVをはじめPCゲームでそれなりに負荷のかかるゲームが動くかを確認するときに使用されることが多いベンチマークソフトだ。1920×1080ドット、ウインドウモード、標準品質で測定したところ、スコア「1640」評価「動作困難」となった。
FFXVクラスのゲームをフルHDでプレイするには、やはり新しめのGPUが必要で、内蔵グラフィックスでは厳しい。そこで設定を変更し、解像度を1280x720ドットに落とし、画質設定も軽量品質に変えて測定してみたところ、スコア「3246」評価「普通」となった。メイン環境で遊ぶには厳しいが、出先で少しやる程度なら十分といえるだろう。
ベンチマークテストの結果を見ると、CPUの処理能力はかなり高いレベルになっているのがわかる。またGPUの処理能力もインテル UHD グラフィックスに比べると格段に性能が上がっているようで、今までの内蔵グラフィックスならゲームはある程度の諦めていたタイトルも、インテル Iris Xe グラフィックスなら意外に行けてしまうといった感想を持った。
ストレージ性能もチェックしておこう。ストレージは512GBのSSDがPCIe3.0x4で接続されているが、第11世代CoreプロセッサーはPCIe4.0接続に対応しているため、カスタマイズでPCIe4.0接続に変更することも可能になっている。(500GBで+11800円、1TBも選択可能)。
またM.2スロットが1つ空いており、カスタマイズで追加が可能だが、2つ目のM.2スロットはPCIe3.0接続になるようだ。メモリーの搭載量は16GBが最大だが、ストレージは1TB(PCIe4.0接続)+1TB(PCIe3.0接続)の合計2TBの構成も可能で、大容量のデータをあつかう場合には、カスタマイズでの増設も検討するといいだろう。
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