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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第130回

アップル新型「MacBook Pro」のうわさ ディスプレーとインターフェイス、そしてTouchBarの行方は

2021年01月21日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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 先週は、MacBook Pro、そしてiMacの刷新の話題が取り沙汰された1週間でした。

 Bloomberg、著名アナリストMing-Chi Kuo氏のレポートから、13インチMacBook Proの上位モデルが14インチにサイズアップし、16インチと共に、iPad ProやiPad Air、iPhone 12で採用されたフラットな新デザインへ移行することが予測されています。またiMacも、ProDisplay XDRのような「あご」がないデザインが採用されそうです。

 順当と言えば順当すぎますが……。

 デザインより重要な、注目すべき変更点はディスプレーです。iPhone 12でビデオのHDR撮影が標準となったことから、MacやiPadの上位モデルでもHDR表示を標準とする流れを予測していますが、2021年にそれを実現するのか、そのテクノロジーは何になるのか。

 有機ELについては、日本のJOLEDが開発する印刷方式をLGが採用し、CES2021で「UltraFine Display OLED Pro」という31.5インチ4Kモニターを披露しました。コントラスト比は100万:1で、これまでのHDRディスプレーに見られていた色にじみを抑えていると言います。

 これは一度試してみたいです。

 iPhoneのように頻繁なON/OFFが少ないデバイス向けのディスプレーの場合、やはり焼き付きの問題を回避するのは難しいとも言われており、アップルが2019年にMac Pro刷新と組み合わせたPro Display XDRでエリア分割LEDバックライトを採用したことは、「有機EL回避」の行動とも見えます。

 年明け初回の記事では、バックライトをドットバイドットのLEDとし液晶フィルタで色を付ける「ミニLED」、1ドット自体を微細なLEDで色発光させる「マイクロLED」といった技術をご紹介しました。2021年にアップルが有機ELを採用しないのであれば、一気にミニLEDを導入してしまうのかもしれません。

 とはいえ、MacBook ProやiMacを、Pro Display XDRのようなラティスパターンをあしらうことは難しく、「熱のことはいいからとにかくコントラストを!」という仕様にはならないと思います。

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