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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第48回

海外メディアが「AirPods Max」事前予想の反省会、噂は本当だったのか?

2020年12月14日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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なかなか市場投入されなかった背景に、開発への苦労が?

 海外情報では「AirPods Maxの開発は、4年ほど前から始まった」ということが、アップル元関係者のツイートから特定されている。4年前というのはAirPodsがリリースされた頃なので、アップルがAirPods人気に後押しされてこのヘッドホンの開発を進めたことがうかがえる。

内部構造

 肝心な音質はどうか? これは二点の考慮点がある。新しいComputational Audioによる音質と、昔ながらのドライバー性能による音質だ。

 AirPods Maxでは、「Home Pod mini」に続いて、デジタル処理を通じた音質改善の試みを「Computational Audio」という言葉で紹介している。AirPods Maxは、2基のH1チップを搭載しているが、H1はプロセッサICなので二基あることで処理能力の向上が期待できる。その一要素である「アダプティブ・イコライゼーション」の説明では、イヤークッションの吸着度や密閉度に合わせて、音を調整すると説明されているが、これは先日記事に書いたクアルコムのアダプティブANCを想起させる点が興味深い。

 ドライバー性能による音質については、「原音忠実」や「正確な中音域」といった宣伝文句をアップルが使っており、コンシューマー向けの誇張感のある音ではなく、モニター的な音であることをうかがわせる。マグネットの強力さを強調している文面からは、おそらくはbeyerdynamicの「テスラテクノロジー」のように、強力な磁力をキーにしていると思われる。おそらくこうした点が、当初の名称予測が「AirPods Studio」であった一因かもしれない。

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