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【DMM GAMESプレイ日記】 第25回

「セインツロウ」シリーズ4作目がNintendo Switchで遊べる!

霊長類最強の大統領?! ハチャメチャ要素満載のオープンワールドスーパーACT「セインツロウ IV リエレクテッド」

2020年12月17日 11時00分更新

文● 市川 編集●ASCII

提供: DMM GAMES

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全25種の追加コンテンツも要チェック

本作は、25種の追加コンテンツを網羅した超・完全版である。上記画像のサンタコスチュームも追加コンテンツの1つ

 冒頭でも述べたが、本作は全25種の追加コンテンツを収録した超・完全版となっている。これまたぶっ飛んだ衣装や武器、追加シナリオなど、セインツロウの世界をより深く堪能できるコンテンツが勢ぞろいだ。これで5000円以下という価格はかなりお得に思える。

こちらの衣装は追加コンテンツの1つ「アニメパック」のもの。「ショーネン」と「イースタン・エンジェル」を組み合わせると、あの某国民的JRPG(?)のキャラになりきれる

 追加コンテンツの例として、どこかで見たことのあるJRPGキャラやアニメキャラになりきれる「アニメパック」を紹介しよう。上記画像にある衣装は「ショーネン」で、髪型「イースタン・エンジェル」と組み合わせることで、某国民的RPGのあのキャラに様変わり。そのほかにも、某国民的ボーカロイドになりきれる衣装も用意されている。ギリギリを攻めたクオリティーに爆笑しつつも、「これ大丈夫なのか?」と内心ヒヤヒヤする自分がいた。周囲の反感などつゆ知らずといった感じでとことんふざけていくあたりは、さすがはセインツロウといったところ。

とある事情でお蔵入りになったシーンを追体験する「エンター・ザ・ドミナトリックス」

囚われたサンタ・クロースを救出する「セインツはどうやってクリスマスを救ったか」

 続いては追加シナリオ。とある事情でお蔵入りになったシーンを追体験する「エンター・ザ・ドミナトリックス」と、囚われたサンタ・クロースを救出する「セインツはどうやってクリスマスを救ったか」の2種類を用意している。

プレイ中、実装予定だったシーンの絵コンテが挿入される

 前者は、カットされたシーンの裏側をインタビュー形式で語りつつ、実際にそのシーンをプレイするというもの。サード・ストリート・セインツの面々やゼン帝国のボスらが、あくまでも俳優という体でインタビューに応じる様子は、フェイク・ドキュメンタリーじみてて面白い。また、ゲーム中に絵コンテが挿入されるなど、笑いを誘う演出が随所に盛り込まれている。

敵もクリスマスにちなんだものばかり。ウインチェスター・ライフルでやっつけよう

 一方、後者はセインツロウ流のクリスマスストーリー。セインツロウらしいギャグ満載だが、クリスマスのムードも同時に味わえる珠玉(?)のシナリオとなっている。正直いって、セインツロウの世界にクリスマスネタをぶち込むとは驚きだ。しかし、それでも心温まるクリスマスストーリーとしてなぜか完成されており、最後まで楽しむことができた。今年のクリスマスを盛り上げてくれること間違いなしのシナリオ……かもしれない。

Nintendo Switchで最高のバカゲー体験を!

バカゲーながらバトルはかなり本格的。ぶっ飛んだ武器とパワースキルを駆使して、最高にぶっ飛んだバトルを演出しよう

街で大暴れしてポイントを稼ぐ「タンク・メイヘム」というサブクエスト。何も考えずにひたすら暴れまくれる

 セインツロウ IV リエレクテッドは、全体的にハチャメチャでおバカな作風だが、オープンワールドゲームの完成度は高い。なぜか続きが気になるストーリーに加え、遊び応えのあるクエスト、攻略の幅を広げるRPG要素など、思う存分遊び尽くしたくなる魅力が備わっている。オープンワールドでハチャメチャに暴れまくりたいと考えるゲーマーの心を鷲掴みにすることだろう。

 また、Nintendo Switchに移植されたことも大きなメリットといえる。とくに据え置きか持ち運び両方でプレイできるようになったのが個人的にうれしく感じた部分だ。PlayStation 3版をプレイしたときはモニターが必須だったが、Nintendo Switchの場合、携帯モードにすれば寝転がりながらプレイすることもできるからだ。もちろん外出中にプレイするのもアリだが、本作の内容を鑑みるに、プレイする際は自宅に限定したほうが無難かもしれない。そこはゲーマーの判断に委ねたい。

 ハチャメチャなゲームを体験したい、セインツロウシリーズをまだ体験したことのない人はぜひ本作をプレイしてほしい。最高を極めたバカゲーで2020年を締めくくるのも悪くないだろう。

(提供:DMM GAMES)

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