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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第59回

GR Garege 東京深川でGRヤリスとシミュレーターの走りを体験!

2020年12月06日 12時00分更新

文● 矢田部明子 編集●ASCII

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本格シートのシミュレーター体験レポート

 2021年1月17日(日)、東京オートサロンのグッドイヤーブースで「グッドイヤー レーシングタイムアタック2020」の決勝戦が開催されます。

 この大会は、GR Garageの5店舗に設置されたカートレーシングシミュレーターで予選タイムアタックを実施し、各店舗のベストラップを記録した参加者を東京オートサロン2021のグッドイヤーブースで開催される決勝大会へ招待してくれるというもの。

 カートシミュレーターが設置してあるのは、GR Garage 東京北池袋、東京深川、高辻、ASAHI、西宮で関東のみならず関西からも猛者が集まってきます。11月の1ヶ月間が予選期間で、11月30日の店舗営業時間終了までにエントリーした各店舗のベストラップが1番速い人が決勝に駒を進めることができます。期間中は何度もチャレンジできるとあって、毎日走りに来た人もいたとか(笑)。大人の部、子供の部の2部制になっており、キッズのみなさんも気軽に参加できました。

 副賞として優勝者にはJCBカード10万円分が贈呈されるので、親子で優勝すれば20万円分ということになります(す、すごすぎる)。ちなみに、5位まで順位に応じた副賞が出ました。そんなわけで、私も決勝に参加するべくタイムアタックをしました。

本物のレーシングカートが使われているそうです。シートもレカロで気分はレーサーです

 シミュレーター自体が初めてで、ゲームセンターにある車ゲームをちょっと本格的にした感じかな? と思っていたら、まったくの別物でビックリしました。ブレーキを強く踏んだ時の車両の揺れや、コーナーを曲がる時のステアリングの振動など、まるで本当に車を運転しているかのようでした。ステアリングは、コーナーを曲がる時に少し重くなりますが、重くてステアリングを支えられないという程ではないので、キッズでも充分運転できます。

少し湾曲した、ラウンド型モニターが採用されているのでかなり臨場感がありました

 グッドイヤーが独自に開発したレーシングシミュレーターだけあって、タイヤの磨耗などリアルに体感できるようになっています。たとえば、タイヤが磨耗してくるとグリップが効かなくなってきてコーナーで膨らんでしまったりします。ステアリングに振動を与えたり、ステアリングの重さを変えるようにするユニットを装着することで、細かい描写を可能にしているそうです。タイヤの残量表示や、タイムアタック前にピットでタイヤ交換などグッドイヤーらしい演出も面白かったです。

走行後は、自分の顔写真の入った「ライセンスカード」も作ってもらえるので、記念に持ち帰りました。このカード、大人もですがキッズにかなり好評だったそうです

 今回の「GRヤリス&シミュレーター」試乗記は、YouTubeチャンネル「矢田部明子のガレージライフ」でも公開していますので、よろしければご覧ください。

筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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