このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第229回
2万円強のmoto g8の最安モデル 「moto g8 power lite」は2台目にオススメ
2020年10月05日 10時00分更新
モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)が9月4日に発売した「moto g8 power lite」を使ってみました。moto gファミリーは同社の売れ筋モデルで、今年は3月に「moto g8 plus」(3万5800円)、5月に「moto g8」(2万3800円)と「moto g8 power」(3万800円)が発売されています。新たに追加されたmoto g8 power liteは、moto g8 powerと同じく5000mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、端末価格は1万円も安い2万800円に抑えられています。現在、日本で買えるスマホの中で“最安価格帯”に属する端末と言っていいでしょう。
moto g8 power liteは価格以上の満足度が得られるスマホなのか? それともお値段なりなのか? モトローラから借りて1週間ほど使ってみました。
デュアルSIM+microSDのトリプルスロットが魅力
moto g8 power liteのディスプレーは6.5型(1600×720ドット)。画面は大きいが、解像度は高くありません。しかし、視野角の広いIPS液晶を採用し、小さな文字もくっきりと表示されるで、普段使いで不便を感じることはないでしょう。
ちなみに上位モデルのmoto g8 powerは、6.36型(2300×1080ドット)のIPS液晶ディスプレーを搭載。ウェブページや写真を拡大して見ない限りは、ほとんど差はない印象です。
右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載。上部にイヤホンジャック、底部にUSBポートを備えています。moto g8シリーズの他の3モデルはUSB Type-Cを採用していますが、moto g8 power liteは旧来のmicroUSBを採用し、コストダウンを図っています。最近はUSB Type-Cが主流なので、同じ充電器でスマホを2台持ちしたいという人には不便かもしれません。
逆に、moto g8 power liteだけのメリットと言えるのがSIMスロット。moto g8 power liteは2枚のSIMを挿して、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)を利用でき、さらにmicroSDカードを装着することもできます。他の3モデルはDSDVには対応していますが、microSDは排他利用で、2枚のSIMを挿すとmicroSDは使えません。
カラバリはロイヤルブルーとポーラブルーの2色で、背面パネルにはどちらもグラデーションカラーの塗装が施されています。写真ではメタリック調で高級感があるように見えるかもしれませんが、実際に触れるとあくまでも樹脂素材の手触り感。とは言え、2万円にしては、見栄えのよい仕上がりと言えるでしょう。モトローラのロゴを記した指紋センサーの認識もスピーディーでした。

この連載の記事
-
第558回
スマホ
手のひらサイズでサッと開く!モトローラ「razr 60」を使って感じた驚きの軽さと操作感 -
第557回
スマホ
「ハッセルブラッドウルトラクリア」で撮る世界に感動! OPPO Find X9シリーズは爆速快適に写真を撮りまくれる -
第556回
スマホ
世界初の「水冷」搭載ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」を日本上陸前にチェック! -
第555回
スマホ
プロ級撮影 × 超速ゲーム! 「Nubia Z80 Ultra」がもたらすハイスピード革命 -
第554回
スマホ
AI機能も強化のOPPO「Find X9」は特大バッテリーに高画質カメラを搭載! 日本上陸が待ち遠しい! -
第553回
スマホ
「Xiaomi 17 Pro Max」はiPhone 17 Pro Maxのようでサブ画面まで! ケースを付ければゲームも! -
第552回
スマホ
超人気ファンタジードラマとガチコラボの「realme 15 Pro 5G Game of Thrones」レビュー -
第551回
スマホ
Pixelの大画面はどちらが正解? Pixel 10 Pro XLと10 Pro Foldを比較レビュー -
第550回
スマホ
2万円台で11型&90Hzの快適さ! 「OPPO Pad SE」は動画と日常使いに最適な万能ミドルタブだ! -
第549回
スマホ
新生FCNTの“本気”を感じる8万円台ハイエンド「arrows Alpha」がかなりイイ! -
第548回
スマホ
AIスマートグラス対決! HTC「VIVE Eagle」とシャオミ「Xiaomi AI Glasses」を比較した - この連載の一覧へ



















