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T教授の「戦略的衝動買い」 第600回

植木鉢に隠すより安心そうな「K1スマートロックボックス」を衝動買い

2020年09月25日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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紐付けされたスマートロックボックスと接続完了するとスマホに表示される標準画面。真ん中の丸いボタンにタップするだけで解錠してくれる

利用メンバーの分類とその権限設定、期間やサイクルが管理可能

 スマホ上のYEEUUアプリ起動画面からは、スマートロックボックスのなりふりに関する詳細設定や、使用するユーザー(メンバー)の属性設定や操作の許容範囲の設定、パスワードの管理など、スマートロックボックスに関するすべてを実施するためのメニューが用意されている。

 多くの設定の中でも、スマートロックボックスを管理運用する上で重要なのは、メンバーの分類管理とその権限設定、それらの期間やサイクルだ。メンバーは大きく家族と家族以外という区分けが標準的に採用されている。

まずはスマートロックボックスを解錠できる家族やその他のメンバー登録をする

筆者はファミリーに自分と家族1名を追加した

そのほかのメンバーには、自身のアバターと仮想の旅行客と親戚の女性グループを追加してみた

 今回は、まず筆者(管理者)プラス家族1人をFamilyグループに加えて、家族以外のOthersに仮想の個人やグループを複数加えてみた。家族は個別に発行したパスワードと指紋認証で解錠できるように設定し、Othersである我が家を民泊として来訪する"親戚の女性グループ"には、パスワードだけで解錠することができる設定にした。もちろん、来訪日は事前にわかっているので、その期間のみ有効となるEffective Dateの設定を行った。

家族はパスコードでも指紋認証でも解錠できるように設定した

ゲストメンバーである親戚の女性グループは、パスコードのみとし、有効期限も設定した

 スマートロックボックスアプリでは、パスワードの管理運用も一覧で見てなかなか便利にすることが可能だ。家族や親しい関係者などにパーマネントに貸し与えるパスワードとは別に、一時的に利用するメンバーに対してOne-Time PasswordやPeriodic PasswordなどのTemporary Passwordを発行することができる。

パスワード管理は家族、ゲストメンバーに関わらず更新や廃棄を一元的に行える

 たった一回切りのワンタイム・パスワードも、定期的に繰り返し使うピリオディック・パスワードもスマホアプリのパスワード管理でランダムな数字6桁のパスワードを自動生成してくれる。目に見える形ではすぐに消えてしまうので、Copyしてスクラップブックに一時保存、必要な人にメールやSNSなどですぐに連絡してあげよう。

ゲストメンバーに振り出すパスコードにはワンタイムパスワードかピリオディカルパスワードのいずれかを選択できる

ワンタイムパスワードはパスワードの自動採番機能がサポートされており考える手間が不要だ。もちろんスタート〜ストップタイムを指定する

 もちろんいずれのパスワードも、スタートタイム〜エンドタイムの指定が条件。ピリオディック・パスワードは、曜日や時間による定期的な繰り返しパターンも入力、管理できて素晴らしい。すべての項目に入力が終われば"SAVE"をタップすることで、詳細データがスマホからスマートロックボックスにアップロードされ記憶される。

ピリオディカルパスワードは自動振り出し機能に加えてスタート〜ストップタイムの中の繰り返しサイクルも指定可能だ

管理者は家族やゲストなどのメンバーがいつ解錠したかのログである"Opening Record"をチェックすることができる

 スマートロックボックス内部には、最大100個のパスワードと50個の指紋データを記録しておくことが可能だ。家族やメンバーが「いつスマートロックボックスにアクセスしたか」のログは、管理者がスマホアプリからOpening Recordを見ればその詳細をすぐに検証できる。

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