■Apple WatchにはUSB電源アダプタの同梱を廃止
アップルが発表会の合間に挟んできたのが「地球に優しい」取り組みの紹介です。最近では環境・社会・ガバナンスを重視する「ESG」投資が盛り上がっており、企業イメージの向上だけでなく、投資マネーを惹き付けるために必須の取り組みとなっています。
アップルは2030年までにサプライチェーンで100%の「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しており、その一環としてApple WatchにUSB電源アダプタの同梱をやめることを発表しました。この勢いでLightningについてもUSB Type-Cに統一してほしいところです。
世界的に経済環境が厳しくなる中で、ESGへの取り組みが続くのか不安になることもありますが、アップルが地球に優しい路線を継続しているのは朗報といえます。
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