このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Windows情報局ななふぉ出張所 第209回

Chromebook世代が増えていく:

2万円台から買える「Chromebook」日本でも普及の兆し

2020年09月04日 16時00分更新

文● 山口健太 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

■Chromebookで育つ世代は確実に増える

 コロナ禍の中、テレワーク需要などでPCの売上は大きく伸びているとされています。一方で、日本では15歳生徒のノートパソコン使用率が諸外国に比べて大きく低いというOECDの調査がたびたび話題になっています。

 果たして安価なChromebookの普及により、この状況は改善するのでしょうか。たしかにChromebookは安価な機種が多いものの、ディスカウント店では2万円のWindows PCが売られているなど、劇的な違いがあるようには思えません。

 また、日本ではWi-Fi(固定回線)のない家庭が増える傾向にあるのも課題といえます。最近では在宅勤務などで光回線の工事が増えているとの声はあるものの、スマホと固定回線の両方を維持するには料金の負担が気になるところです。

Chromebook 314は税込3万円

 少なくとも言えるのは、子どもの頃からChromebookに触れて育つ世代が増えるということです。こうした「Chromebook世代」が5年後、10年後には社会に出ていくことで、Chromebookの影響力は確実に高まりそうです。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン