会社名のロゴも新たに心機一転
Intel、Tiger Lakeこと第11世代Coreを正式発表、最上位のCore i7-1185G7はRyzen 7 4800Uを圧倒
2020年09月03日 03時10分更新
Project AthenaはIntel Evoプラットフォームへ
バッテリー持続時間や即応性など、Intelの独自検証を通過した優れたPCをユーザーにわかりやすいようロゴバッジなどを貼って市場で推すマーケティング施策「Project Athena」にも次なる展開があった。第11世代Coreプロセッサーを基盤とした「Intel Evoプラットフォーム」である。Intel Evoのロゴバッジが付与される条件はProject Athenaからより引き上げられた厳しくなっているようで、ファクトシートには最低条件として以下のものが挙がっていた。
●バッテリー駆動時の即応性
●システムが1秒未満でスリープから復帰する
●フルHDディスプレーを備えたシステムでの実際のバッテリー寿命は9時間以上
●フルHDディスプレーを備えたシステムでは30分未満で最大4時間の充電が可能な高速充電
これに第11世代Coreプロセッサー(Core i7/Core i5が該当、Core i3は除外)の搭載はもちろん、Thunderbolt 4やWi-Fi 6(Gig+)の実装など、モダンな機能が条件としてふんだんに盛り込まれている。なお、Project Athenaと同様、この検証はPCパートナーとIntelによって進められており、すでにAcer「Swift 5」、ASUS「Zenbook Flip S」、Lenovo 「Toga 9i」、Samsung「Galaxy Book Flex 5G」などの検証が済んでいるそうだ。今年は20種類を超えるIntel Evoバッジ付与PCが登場する見込みだ。
なお、Intelはこの第11世代Coreプロセッサーの発表と供に新しいコーポレートロゴも発表した。従来の2つのロゴのデザインを取り入れたらしい。また、このデザイン変更と共に、各ロゴバッジのデザインもそれに寄せたものとなっている。ブランドイメージに紐づく重要な変更となるが、同社はYouTubeでこの新しいブランドイメージを短い動画で紹介している。Intel CMの代名詞とも言える例の音階も新しいエフェクトサウンドでリフレッシュしているので、ぜひ聴いてみてほしい。