ソフトバンクから初投入となるOPPO製のスマートフォン「OPPO Reno3 5G」は、低価格のミドルクラスという位置付けながら、5Gに対応するなど高い機能・性能を備えたスマートフォンだ。同じ「OPPO Reno3」ブランドを冠した「OPPO Reno3 A」と比較しながらその違いと特徴をチェックしてみよう。
OPPO Reno 3Aとは大きく異なる本体デザイン
まずはOPPO Reno3 5Gの外観を確認すると、サイズは約72×159×7.7mm、重量は約171g。OPPO Reno3 Aのサイズが約74.1×160.9×8.2mm、約175gというサイズ感なので、大きな違いはないが0.5mm薄く、実際に手に取って比べてみても薄いと感じる。
だが大きく違っているのがデザインだ。ディスプレーは有機ELを採用しておりサイズは6.55型と、OPPO Reno3 A(6.44型)よりやや大きいというだけでなく、側面がカーブしており高級感のあるデザインを実現している。またフロントカメラ部分もOPPO Reno3 Aがノッチであったのに対し、OPPO Reno3 5Gはパンチホール構造となっており、よりディスプレーを広く活用できるようになっている。
さらに背面を見ると、カメラの位置やロゴなど全体的なデザインは比較的共通しているのだが、加工は大きく異なっている。OPPO Reno3 5Gの背面の加工はマット調でさらさらした手触りであり、指紋が付きにくいことから、カバーを付けなくても汚れにくく好感が持てる。
そしてもう1つ、大きな違いがあるのが本体底面で、OPPO Reno3 Aにあった3.5mmのイヤホン端子が存在せず、代わりにSIMスロットが底面に移っている。こうして見ると、同じ「Reno3」という名前が付いていても両者はかなり違ったモデルであることが分かる。

この連載の記事
- 第360回 画面埋め込み式カメラは確実に進化した! ZTE「AXON 40 Ultra」は画面が目一杯使える
- 第359回 イエローが眩しい! ハイエンド性能が半額の「POCO F4 GT」は強力ゲーマー向けスマホ
- 第358回 日本のユーザー待望のFeliCa&防水に対応! 「moto g52j 5G」のリアルな使用感をチェック
- 第357回 世界初の85~125mm望遠光学ズームを搭載したソニー「Xperia 1 IV」実機レビュー
- 第356回 「ときめき、長持ち」で使い勝手を高めたミドルハイスマホ「OPPO Reno7 A」レビュー
- 第355回 ソニー「Xperia 10 IV」は処理性能、カメラ、携帯性が絶妙バランスのミドルレンジ機
- 第354回 「Xperia Ace III」は4500mAhバッテリーの5Gスマホとして世界最小クラス!
- 第353回 ヌルサクで気持ちよく使える正統派ハイエンド「motorola edge30 PRO」
- 第352回 1億画素超のカメラに有機EL、急速充電と至れり尽くせりの「Redmi Note 11 Pro 5G」
- 第351回 Galaxy初のSIMフリー、安定感のある実力を備えた「Galaxy M23 5G」
- 第350回 6400万画素カメラのお手頃5Gスマホ「OnePus Nord CE 2 Lite 5G」レビュー
- この連載の一覧へ