このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第216回

カメラが飛び出さなくなった「OPPO Find X2 Pro」はどこまで魅力的なのか

2020年07月20日 12時00分更新

文● 佐野正弘 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 フロントカメラが飛び出す画期的な機構を採用し、前面にノッチのないデザインを実現したOPPOの「OPPO Find X」の後継機となる「OPPO Find X2 Pro」がauから7月22日に発売が決まった。10倍ズーム対応の3眼カメラを搭載するなどメインカメラが大きく進化した一方で、OPPO Find Xの最大の特徴だったカメラが飛び出す機構がなくなるなど、内容が大きく変化したOPPO Find X2 Proを発売前に借りたので、どこまで魅力的なモデルに仕上がっているのか確認してみよう。

カラーで異なるサイズ
フロントカメラはパンチホールに

 まずは外観だが、サイズは約74.4×165.2×8.8mmで重量は約217gと、重めだが6.7型という大画面モデルとして見ればサイズ感は悪くない。ただしOPPO Find X2 Proはカラーによってサイズ感がやや異なり、これはあくまで今回お借りしたブラックモデルの場合。オレンジのモデルの場合は、厚さが約9.5mmとやや厚くなる一方、重量は約200gと軽くなっている。

「OPPO Find X2 Pro」の正面。側面にカーブがかかったモダンなデザインを採用しており高級感がある

 この違いは素材感にあるようだ。ブラックは背面に高密度のセラミック素材を採用し、レーザーによって全体に非常に細かなウェーブ状の加工が施されており、実際に手にするとガラス素材とは違った、ややざらつきのある心地よい触感を実現している。一方のオレンジは背面にヴィーガンレザー素材を採用し、独特の触感と色合いとなっているようだ。

ブラックの背面はセラミック素材を採用し、レーザーで細かな線が刻まれていることからややざらつきのある触り心地だ

 また背面は、「OPPO」のロゴとカメラのみと非常にシンプルなデザイン。カメラ部分のサイズ感は最近のハイエンドモデルと大きく変わらないものの、詳しくは後述するが高い性能を持つカメラを搭載していることもあって、出っ張りはどうしても目立つ。ポケットに他の物と一緒に入れる時や、テーブルなどに置いて使う時などは注意したい。

背面はシンプルだがカメラ部分の出っ張りはそれなりにあるので注意

 一方の本体前面は、OPPO Find X同様、有機ELディスプレーの特性を生かし、側面をカーブさせた曲面構造を採用することで、ベゼルが非常に狭いデザインを実現している。ただし、先にも触れたとおりフロントカメラが飛び出す構造はなくなっており、代わりにフロントカメラ部分をくり抜いたパンチホール式を採用している。

フロントカメラが飛び出す構造はなくなり、パンチホールとなったことから赤外線センサーなどはなくなっている

 また構造の変化でフロントカメラに赤外線センサーなどが搭載されなくなったため、3D顔認証は非対応になった。顔認証自体は存在するが、2Dによる画面ロック解除用の簡易的なものとなり、セキュアーな認証が必要な場合はディスプレーに内蔵された指紋センサーを使う形へと変更がなされている。

3D顔認証がなくなった代わりに、認証にはディスプレー内蔵型の指紋センサーを活用する形となった

 飛び出すカメラがなくなったのにはコストや耐久性などさまざまな理由が考えられ、ギミック好きな人にとっては残念な所かもしれない。だが、OPPO Find X2 Proはその代わりにIPX8・IP6Xの防水・防塵を実現しているし、マスクが欠かせなくなった昨今の事情を考慮すれば、スマートフォンを安心して使うという点ではプラスに働いた部分が多い。

 ちなみに本体底面の端子は充電などに用いるUSB Type-C端子のみで、イヤホン端子は搭載されていない。この点はOPPO Find Xと共通している。

本体底面はUSB Type-C端子とSIMスロットが用意。イヤホン端子は用意されていない

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン