高精細で色鮮やかなディスプレイ
液晶ディスプレイのサイズは10.1型で、解像度は1920×1200ドットだ。ただしドットバイドット表示ではなく、標準では1080×675ドットにスケーリングが変更されている。そのため、文字が小さすぎて読めないということはないだずだ。そのぶん1画面あたりの文字数は減ってしまうため、読める範囲でサイズを調整するといい。
ディスプレイには広い視野角と自然な発色が特徴のIPSパネルが使われている。実際に写真や動画を表示したところ、安価なモデルとは思えないほど鮮やかに映し出された。明るさはそれほどではないものの、作業には十分なレベルだ。
ややクセのあるキーボード
キーボードは日本語配列で、バックライトは採用していない。キーボードは、実測で英数字部分で約18mmだった。コンパクトな10.1型向けのキーボードなので、キーピッチがある程度狭いのはしかたがないだろう。
また、Enterキー周辺の記号キーがかなり小さくて、やや打ちにくいと感じる人もいるかもしれない。PCのキーボードを使い慣れた大人が問題なく使えるようになるには少し慣れが必要だと思うが、手の小さいお子さんが使うぶんには問題ないだろう
タッチパッドは快適に利用できる。カーソルを動かすならタッチ操作のほうが便利だが、画面のスクロールやズームなどではタッチパッドのほうが使いやすい。状況に応じて使い分けるといいだろう。
また、USIペンにも対応している。遅延は感じられるが、ゆっくりと描いたり、お絵かきを楽しんだりというぶんには気にならないはず。また筆圧感知にも対応しているものの、Windows PCとは違ってペンの入りが細く、抜きが太く描かれる点を覚えておこう。


















