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ASCII 春のベストセレクション 2020 第6回

物腰穏やかで仕掛けが満載:

パナソニック「ルーロ」は日本らしいロボット掃除機です

2020年04月03日 13時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita) 編集● ASCII

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●かわいいギミック満載

 ルーロは三角形なので部屋のすみに強いというアピールもあります。実際部屋の隅にくるとキュートにフリフリおしりをふります。フリフリした後バックして再度フリフリ。ゴミがたまりやすい部屋の隅を念入りに掃除するためってことですが見た目的にはかわいさのほうが勝りますね。

部屋の隅でおしりフリフリ

 かわいいといえばルーロが自分のあとをついてくる「otomo機能」って機能がガチかわいいです。汚れたところを集中的に掃除するスポット機能を使うための機能ですが、ぶっちゃけ汚れたところまでルーロを持っていきゃいいだけなのでかわいいほうがメリットとして強いです。

 もうひとつルーロがすぐれているのは静かなこと。ダストボックスやモーター、ギアなどの内部設計を見直して運転音をおさえているそうです。アプリから「音ひかえめ」設定にすると動きが遅くなり、実感音がさらに約2割おさえられます。自宅で仕事をしながらルンバを動かしていると普通にうるさくて集中しづらいのですが、ルーロで「音ひかえめ」に設定すると気になりません。

 あとはアクティブリフトというからくりギミックを備えていて、2.5cmまでの段差をリフトアップで乗り越えます。うちの和室と洋室は4cmの段差なので越えられませんでしたが、ホットカーペットの操作部はグイーンと体を持ち上げて乗り越えてくれました。同じように厚手のマットもひきずることなく乗り越えてくれるようです。面白い。

ホットカーペットの段差でリフトアップしてます

 ダストケースは0.25Lと小さめですが、ゴミを圧縮することで約5倍の量のごみが集められるというので、集じん容量としては1.25L相当。キャニスター式掃除機の紙パックと似たようなものだと考えるとけっこう多いですね。ダストケースに小さなブラシがついていてフィルターのお手入れができるようになっているのがかわいい工夫です。水洗いもできるので気になる人は徹底的にやれますね。

ダストケースは小さいわりに入る

ボタンひとつでごみ捨て

ゴミをかきとるブラシつき

 裏側を見ると2本のサイドブラシで集めたゴミを180mmの吸込口にかき入れる形です。吸込口の回転ブラシはキャニスター式掃除機同様の毛があってゴミをかきだしやすい構造です。ゴムブラシと比べると糸くずがからみやすいので糸切りばさみでも用意しとくといいんじゃないでしょうか。

回転ブラシは毛つきで強力

 それからアプリ。ルーロもルンバと同じように部屋の清掃履歴が見られます。マップを見ると部屋の形や家具の位置をかなり正確にとらえていることがわかります。ゴミの量が多かった場所をヒートマップのように示してくれるので、しっかりと仕事してくれてる感もありますね。当然外出先から掃除を始めてもらえるし、一週間の掃除スケジュールも組めます。Club Panasonicへの登録が必要だったり、ルンバに比べて設定が若干面倒なのが惜しいですね。

ゴミヒートマップ。レーダーセンサーがとらえた部屋の形が正確すぎる

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