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発売日前日の『仁王2』完成発表会、俳優・竹中直人さんと朝ドラ女優・波瑠さんも出演

2020年03月11日 23時00分更新

文● 高橋佑司/ASCII

 セッションのなかでは、実は波瑠さんがゲーマーであり、前作『仁王』もプレイ経験があるということも明かされた。自分が実際にプレイしていたゲームの続編に出演することについては、緊張はするものの、「2に向けてすごくワクワクしながらプレイしていました」とのこと。

 友人と一緒にボイスチャットをしながらゲームをするのが日課とのことで、ゲームに必要なアクションボイスなどにも理解が深く、スムーズに収録できて驚いたと安田氏が語った。

 また今回、2人はボイス収録だけでなくフェイシャル撮影も行なっており、この撮影について竹中さんは「自分の顔が大嫌いなので、100台ものカメラに自分の顔を撮られるなんていうのは自分の人生では考えていなかったので、ものすごく怖かったです」と語った。

収録風景のメイキング映像も公開

 その他にも安田氏からは、収録時に竹中さんから「秀吉には俺詳しいよ」といわれ、キャラクター設定などの説明が必要なかった、といったエピソードも語られた。秀吉の辞世の句を詠む際は、竹中さんが台本を閉じて暗唱してみせたというのだから驚きだ。

 後半はゲスト2人のセッションになり、『仁王2』の醍醐味である、“戦場での緊張感”と“強敵を倒した後の達成感”にちなんで、“最も緊張した瞬間”と“最高の達成感を味わった瞬間”をテーマにトーク。

 竹中さんが最も緊張した瞬間は、山田孝之さん、齊藤工さんとともに共同で監督を務める「ゾッキ」という映画の撮影で、一緒に立ち会って撮影した時とのこと。「意見が合わなかった時どうしよう」という現場での緊張感がすごかったのだという。

 波瑠さんが緊張した瞬間は、NHK「連続テレビ小説」(朝ドラ)のヒロインに抜擢された際、発表記者会見の前日にそれを伝えられた時とのこと。記者会見で話す内容を前日に考えておいてほしいと伝えられた時はパニックになるほど緊張したという。

 続いて、竹中さんが最高の達成感を味わった瞬間は、自身が監督を務める「山形スクリーム」という映画の撮影で、天候に恵まれず難航していた中、ラストシーンの撮影時に奇跡的な晴れ間があって撮影を終えられた時とのこと。その映画には波瑠さんも出演しており、殺陣も含めた難しい演技を終えて一緒に達成感を味わえたのだそうだ。

 波瑠さんが最高の達成感を味わった瞬間は、海外での1か月のロケを終えた際、達成感と安心感を味わったという。

映画「燃えよ剣」とのタイアップも発表

 トークセッションの締めは、竹中さんと波瑠さんがそれぞれゲームについてコメント。

 竹中さんは、「ゲームの映像を見させていただいて、どんなデザインの妖怪が出てくるのかすごく楽しみになってしまいました。これを機に絶対このゲームを始めたいと思います。皆さんもぜひ一緒にやりましょうね」と語った。

 波瑠さんは、「『仁王』シリーズは難しいゲームではあるんですが、ゲーマーじゃなくても楽しめる要素がたくさんあるので、いろいろな人に楽しんでいただけると思います。キャラクタークリエイトで遊んだりもできるので、ぜひハードルを感じず、性別・年代問わずプレイしていただければなと思います」とコメントした。

 その後はコラボ情報の発表。居酒屋チェーン「金の蔵」とのコラボレーションで、ゲーム発売日の3月12日~31日まで、限定コラボメニューを販売する。コラボイベントの実施店舗は、新宿、池袋、渋谷、秋葉原エリアの計24店舗。

 また、5月22日より全国ロードショーとなる映画「燃えよ剣」とのタイアップが決定したことも明かされた。こちらについての詳細は後日発表予定だ。

 発表会の最後は、コーエーテクモゲームス ゼネラルプロデューサー シブサワ・コウ氏が登壇し、閉会の挨拶。

「『仁王2』はコーエーテクモゲームスの総力を挙げて制作したタイトルで、最終の品質管理としてゲームの評価をする部門でも、経営統合以来の10年間で最高の得点を獲得したタイトルです。プレイの幅も広く、さまざまな戦い方・進め方ができるゲームですので、いろいろなゲームジャンルをプレイしているプレイヤーに遊んでもらいたいと思っています」とコメントし、発表会は幕を閉じた。

コーエーテクモゲームス ゼネラルプロデューサー シブサワ・コウ氏

 前述の通り、『仁王2』は3月12日発売。骨太なアクションゲームが好きな人や戦国の世界観が好きな人などは、ぜひプレイしてみてはいかがだろうか。

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