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さわってわかったLINE WORKS 第20回

とっさのメモやToDoなどに活躍するLINE WORKSの「自分にトーク」技

2020年03月18日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水

提供: LINE WORKS

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 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第20回は、メモ代わりにも役立つ人気機能「自分にトーク」を解説する。

自分にトークすることでとっさのメモに活かす

 人との約束や買い物、TODOなど、とっさにメモをしなければならないことは多い。ゆっくり作業できるなら、カレンダーアプリやTODO管理アプリを起動して、新規項目を追加し、詳細を入力すればいい。しかし、出先などではなるべく短時間にメモしたいということもあるだろう。そんな時にも、LINE WORKSが活躍する。

 LINE WORKSでは他のメンバーとトークルームで会話することができるが、実は自分だけでもトークルームを作成できるのだ。もちろん、自分しか参加していないのだから、他の人にはトークの内容が見られることはない。とっさのメモは自分にトークすればいいというわけだ。

 初めて使う際はアプリの右下「…」アイコンをタップし、「その他」からプロフィール画像や名前をタップする。マイプロフィールの画面が開くので「自分にトーク」をタップすれば、トークルームが作成され、表示される。あとは普通に文章を入力して送信すればいい。

「マイプロフィール」の「自分にトーク」をタップする

自分とのトークルームが作成される

メモを入力して送信する

 トークルームの作成画面で、右下の「+」をタップし、連絡先から自分だけを選択しても自分にトークが可能。自分を選択して、「OK」をタップすると、自分とのトークルームが開く。

 もちろん、同じアカウントでログインしている別の端末でも表示されるし、PCのブラウザ版でも確認できる。スマホや紙などに取ったメモは後で見ようと思ったときにどこにいったかわからなかったり、クラウドサービスのメモアプリは見直さなかったりするが、LINE WORKSのように普段使っているツールであればそのようなことは起こらないので、超シンプルなクラウド対応のメモアプリとして便利に活用できる。

連絡先から自分だけを選択してトークルームを作成してもいい

作成済みのトークルームが開いた

送信したトークは取り消し、削除、転送なども思いのまま

 送信したトークは、いつも通り取り消しやコピー、削除、転送、翻訳が行なえる。TODOをメモして、処理したら取り消しや削除すればいい。メモの内容を他の人とのグループトークルームなどに書き込みたいならに共有したいなら、トークを長押ししてポップアップするメニューから「転送」をタップ。転送先を選択すると、ダイレクトに送信される。もし、敬称や敬語を付けたいなら、コピーした上で、通常のトーク入力画面にペースとして編集すればいい。

トークを長押しする

「1件ずつ転送」をタップする

転送するトークを選択して「OK」をタップする

「連絡先」もしくは「トークルーム」をタップする

転送するトークルームを選択する

メモの内容をそのまま送ることができる

 削除の場合も同様。長押しして削除できるので、ToDoにも使える。

タスクを完了したら削除

削除の確認ダイアログを確認する

 翻訳機能も活用できる。メモしたトークを長押しして「翻訳」をタップすれば、中国語や英語から日本語へ翻訳できる。とっさに外国語の文章を翻訳したいときにも活用できるので覚えておこう。また、自分とのトークも、他のトークルームと同様、一覧から左にスライドし「ピン留め」することで上部に固定できる。メモとして活用するなら、手軽にアクセスできるので便利だ。

 移動中に考えたアイディアや反省点などは時間が経てばほとんど忘れてしまうもの。思いついたら即、自分にトークして記録しておこう。ぜひ、クイックにメモできる「自分にトーク」技を活用して、スマートに情報を管理することをお勧めする。

 次回は過去のトークを効果的に見つけるための検索技について掘り下げてみたいと思う。

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