EUでモバイル機器の充電端子が共通化へ:
来年のiPhoneがワイヤレス充電だけになりそうなワケ
2020年02月13日 09時00分更新
●なんとなくUSB-C、でいいのか?
筆者の手元のデバイスを見てみると、実に様々な充電規格が混在していますが、「なんとなくUSB-Cが増えてきた」という現状です。
原稿を書いている2018年モデルのiPad ProはUSB-Cに対応しており、2016年のMacBook Pro 13インチの充電器をそのまま利用できます。メインマシンの充電器とケーブルが統一されたことは、個人的なカバン事情として、2010年代で最もうれしかったことでした。
持ち出すのはほぼiPad Proに絞られつつありますが、持ち出すマシンによって充電器とケーブルが入っているポーチも入れ替えるなんて高度なこと、筆者には到底ミスなしではこなせないからです。
加えて、GoProやDJI OSMO Pokcet、Insta360 ONE Rは本体にUSB-Cポートがあって直接充電できますし、AirPods Proに付属するケーブルはUSB-C - Lightningという代物でした。このケーブル、買うと2000円以上するのですが、これがあるとiPhoneを、前述のMacBook Proの充電器で充電できます。
しかしそのiPhoneはLightningだし、AirPodsもLightning、さらに富士フイルムのミラーレスデジカメ、いくつか持っているノイズキャンセリングヘッドフォン、モバイルバッテリーはマイクロUSBポート。結局必要なのは、USB-A - マイクロUSBケーブルと、マイクロUSB - Lightning変換コネクタの組み合わせ。
さすがにこれでは、スマートとは言えません。
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