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シチズンIoTスマートウオッチ「Eco-Drive Riiiver」でスマートロックSESAMEを解錠する

2020年01月24日 08時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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Eco-Drive Riiiverからセサミを解錠する

 確認したふたつのAPIキーとセサミIDを、それぞれiiideaの設定画面にあるフォームに入力すれば準備完了です。試しにセサミを施錠状態にして、腕時計のボタンを押してセットした「Eco-Drive Riiiverのボタンを押すとセサミが解錠される」iiideaを動作させると、筆者のWi-Fi環境ではボタンを押してから40秒ほどタイムラグはありましたが、セサミが自動で動き出し解錠されました。

撮影のためiPhone上のセサミアプリで、施錠した状態に準備。続いて、腕時計でiiideaを利用するために7時位置の小針をセサミ用にセット(この場合は2番目)。続いて、2時位置のボタンを押してiiideaを実行。すると、セサミが動作し、解錠されました。(注:本動画はSESAMEアプリがスマートフォン上で起動しているため、セッションの切り替えに時間がかかっています。遠隔操作の場合、SESAMEアプリを立ち上げてると、そのセッションがきれるまで外部から通信できない仕様です。そのため実際に利用する際は、SESAMEアプリを終了してからEco-Drive Riiiverを動作させたほうが、施錠・解錠の反応は動画よりも速くなります)

 

 ちなみに「A(動作)」に「Yes/No」というPieceをセットしているので、iiideaを動作させると、時針が9時、分針が3時を指します。さらに解錠する命令がセサミのサーバーに問題なく送信されると、秒針は3時を指します。もし秒針が9時を指した場合は、エラーで正しく動作しておらず失敗しているので、APIキーの入力間違いや、セサミ本体がWi-Fiアダプターと接続できていないといった可能性があるので、設定などを再確認してみましょう。

 今回は「S(サービス)」で「ドアの解錠」というPieceを使いましたが、そのほかカギを閉める「ドアの施錠」や、施錠されているか解錠されているか確認する「ドア施錠確認」というPieceも用意されているので、同じ手順で利用できます。Eco-Drive Riiiverとセサミのユーザーはぜひお試しください。

※この記事に使用した機器とバージョン
・スマートウオッチ:Eco-Drive Riiiver
・スマートフォン:iPhone XS(iOSのバージョン:13.3)
・iOS版 CITIZEN Eco-Drive Riiiver アプリのバージョン:i1.1.037(W510.H501.B147)
・iOS版 Riiiver アプリのバージョン:1.2.0

 

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