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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第26回

【鉄板&旬パーツ】この冬のPC自作にはG.Skill Sniper X DDR4メモリーがおすすめ

2019年12月21日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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人気B450マザーボードで動作を試してみた

 「F4-3600C19D-16GSXWB」と「F4-3600C19D-32GSXWB」は、売れ筋だけあってAMD Ryzenプラットフォームでの動作報告が多く、コスパ優秀な第3世代Ryzen 5での自作に最適と言える。

 同メモリーのCASレイテンシーは、オーバークロックメモリーとしてはちょっと遅めのCL19-20-20-40になるが、DDR4-3200ネイティブチップ採用メモリーはCL22-22-22、DDR4-2666で19-19-19なので、ネイティブメモリーを使うならアリだ。

ASRockマザー「B450 Steel Legend」で動作を試してみた

 ここではコスパを重視して組む人が組み合わせるだろうB450チップセットマザーボードのASRock「B450 Steel Legend」(BIOS VerP2.80)や、「Ryzen 5 3600X」などで構成したマシンに、8GB×2枚セットの「F4-3600C19D-16GSXWB」を搭載して動作を試していこう。

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 5 3600X」
(6コア/12スレッド、3.8~4.4GHz)
マザーボード ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450)
メモリー G.Skill「F4-3600C19D-16GSXWB」
(DDR4-3600 8GB×2枚)
ビデオカード ASRock「Radeon RX 5700 Challenger D 8G OC」
(Radeon RX 5700、GDDR6 8GB)
SSD WESTERN DIGITAL「WD Black SN750 NVMe(WDS100T3X0C)」
(M.2、1TB、NVMe PCIe 3.0×4)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」
(750W、80PLUS GOLD)
OS Windows 10 Pro 64bit版 November 2019 Update

 「PCMark 10」や「3DMark」、実ゲームの「FarCryNewDawn」を使ってパフォーマンスをみてみると、DDR4-3600 CL20-20-20のほうがスコアーやフレームレートは上回る傾向にあったが、差は微々たるものだった。

PCMark 10 Extendedを実行。DDR4-3600 CL20-20-20が、多くのテストで勝っているものの、その差は僅差だ

3DMark 10 TimeSpyの総合や、Graphics スコアー。PCMark 10と同じ傾向になっている

Graphicsテストのフレームレート。差は体感できない1fps程度だ

実ゲーム「FarCryNewDawn」の内蔵ベンチマークを複数回実行した際の結果。最小、平均に差はほとんど出なかったが、最大フレームレートはDDR4-3200 CL16-18-18のほうが伸びる傾向にあった

 手ごろな価格でDDR4-3600動作する「SNIPER X」の「F4-3600C19D-16GSXWB」と、「F4-3600C19D-32GSXWB」はコストを抑えつつ、“DDR4-3600の高速メモリーを使っている!”感を味わえるので、狙い目と言える。

 もちろん、扱いやすく相性の不安も少ないDDR4-3200 CL16-18-18のモデルを選ぶのも選択肢としてはおすすめできる。

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