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T教授の「戦略的衝動買い」 第552回

使い道を考えずに容量1TBの高速USBフラッシュメモリーを衝動買い

2019年10月17日 14時30分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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1TB USBメモリーのベンチ結果は
読み込みで理論値の82.5%、書き込みで51.8%

 さて、実際に高速USBフラッシュメモリーをCrystalDiskMarkを使って筆者のThinkPad X390でテストしてみたところ、順次読み込みは毎秒330.3MB、順次書き込みは毎秒150.4MBとなった。より強力高速なプロセッサーやチャネル構造を採用したモンスターPCで測定すれば、より理論値に近い良い数字が出るのかもしれない。

今回の高速USBフラッシュメモリーをThinkPad X390のUSBポートに挿入してみた

今回の高速USBフラッシュメモリーをThinkPad X390のUSBポートに挿入してみた

CrystalDiskMarkの結果は順次読み込みが毎秒330.3MB、順次書き込みが毎秒150.4MBだった

CrystalDiskMarkの結果は順次読み込みが毎秒330.3MB、順次書き込みが毎秒150.4MBだった

 しかし、これは前述の理論値である“最大読込速度毎秒400MB、最大書込速度毎秒290MB”と比べると、読み込み値で82.5%、書き込み値で51.8%となる。秋葉原のバックストリートやネット通販で常識的な値段で買えるUSBメモリーと比較すると、読み取りスピードで3~10倍、書き込みスピードで1.8~18倍くらい高速なので、明確な使い道があれば、東芝製の3D TLC NANDの搭載は価値があるだろう。

続いて、ごく秋葉原などで売ってる一般的なUSBメモリーを2種類ほど使って同様のベンチマークテストをやってみた

続いて、ごく秋葉原などで売ってる一般的なUSBメモリーを2種類ほど使って同様のベンチマークテストをやってみた

速い方のUSBメモリーは順次読み込みが毎秒96.31MB、順次書き込みが毎秒83.75MB

速い方のUSBメモリーは順次読み込みが毎秒96.31MB、順次書き込みが毎秒83.75MB

容量の小さな遅い方のUSBメモリーは、順次読み込みが毎秒34.37MB、順次書き込みが毎秒8.099MBだった

容量の小さな遅い方のUSBメモリーは、順次読み込みが毎秒34.37MB、順次書き込みが毎秒8.099MBだった

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