9月5日~8日まで配信されたベータ版のインプレッションを紹介

「ゴーストリコン」最新作は、過酷なサバイバルと中毒性高めのハクスラが魅力

2019年09月28日 16時00分更新

文● 市川/ASCII

ユービーアイソフトが開発したオープンワールドミリタリーアクション「ゴーストリコン ブレイクポイント」は10月4日に発売

 ユービーアイソフトが開発した「ゴーストリコン ブレイクポイント(以下、ブレイクポイント)」はオープンワールドミリタリーアクションゲームで、「ゴーストリコン ワイルドラインズ(以下、ワイルドランズ)」の続編となっている。広大なマップを舞台にしたオープンワールドと、最大4人まで遊べるCO-OPプレーを採用している点が特長だ。

 9月5日~8日まで、キャンペーン当選者および予約したユーザーを対象に、ブレイクポイントのベータ版が配信された。今回、ベータ版(PC)をプレーする機会を得たので、インプレッションを紹介しよう。

プレーすると止まらなくなるハクスラRPGを堪能

ブレイクポイントはハクスラRPGを採用。多種多様な武器の中には、パッシブ効果を付与したレア武器も存在する

 シリーズ最新作となるブレイクポイントはハクスラRPGを採用。多種多様な武器が登場し、中にはパッシブ効果が付与されているレアな武器も存在する。前作のワイルドランズも数多くの武器があったものの、お気に入りの武器に固執しがちだった。だが、今回ハクスラを導入したことで、いろいろな武器を試してみたいという欲が湧き上がった。中毒性が高いハクスラを堪能できる。いやぁ、たまらん。たまらんなぁ~。

経験値が貯まると「スキルポイント」がもらえる

スキル画面。スキルポイントを消費することで、クラスやPERKをアンロックできる

 RPGということもあり、本作には経験値の概念が取り入れられている。敵を倒したりミッションをクリアしたりすることで経験値が貯まる。一定値まで経験値を上げるとレベルアップし、「スキルポイント」を獲得できる。そして、そのスキルポイントを使って、戦闘を有利にする効果を持つクラスとPERKをアンロックしていくといった具合だ。経験値稼ぎのために、隅々まで島を探索する必要がありそうだ。

過酷な戦場をサバイバルする面白さが魅力

左下にある白いゲージがHPゲージ。残りわずかまでHPが減少すると負傷状態になり、エイムと移動の操作に支障が出てしまう

 また、ブレイクポイントには「負傷」の概念が取り入れられている。本作にはHPゲージが導入されている。残りわずかまでHPが減少すると負傷状態になり、エイムと移動の操作に悪影響が出てしまうのだ。負傷したら包帯を使って治療すれば問題ない。だが、大勢の敵に包囲されたら一大事となる。反撃もできず、逃げることもままならないプレーヤーは格好の的になるだからだ。

 そういうわけで、ソロかマルチをプレーする際は、戦況をしっかり見定め、逃げて治療するタイミングを見つけなければならない。

傾斜を滑降している様子。スタミナゲージがなくなると転げ落ち、ダメージを受けてしまう

 次に導入されている概念は「スタミナ」だ。前作のワイルドランズは無限ダッシュができたが、本作にはスタミナゲージが導入されており、走る、斜面の上り下りといった移動をするとスタミナゲージが消耗するようになっている。スタミナゲージがゼロの状態だと走れなくなるうえに、斜面を滑降すると転げ落ちてダメージを受けてしまう。その場で待つか、「水筒」で水を飲むことでスタミナを回復できる。

 だが、スタミナがゼロになると戦況が不利になる場合があるので、HPゲージだけでなく、スタミナゲージの管理も必須といえよう。

 そのほかにも、敵・味方を担ぐことも可能だ。ブレイクポイントは、サバイバル要素をより追求したことで、ゲームプレーの幅が飛躍的に向上しているように感じた。ミッションをクリアする面白さもそうだが、1人、もしくは仲間とともに過酷な戦場をサバイブする面白さも同時に味わえる。難易度を上げれば、ミスひとつ許されないぐらいシビアなサバイバル体験ができそうだ。

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