イベントに出演しただけなのに
気がついたらスマホ購入
7月3日、OPPOは日本でハイブリッドズーム10倍カメラを搭載した「Reno 10x Zoom」を発表しました。筆者は当日夜に開催された「OPPO Reno 10x Zoom タッチ&トライ イベント」に登壇。本国からかけつけたOPPO本社エンジニアの李龍佳(リ・リュウカ)氏にカメラ開発の話をうかがいました。当日のレポートはこちらの記事に出ています(実質3万円代で買えるお得情報も!「OPPO Reno 10x Zoom タッチ&トライ イベント」レポート)。
香港在住の筆者は、OPPOがまだフィーチャーフォン時代から注目していました。スマートフォン市場参入後は世界最薄端末やカメラ回転式端末などを出し、急速充電と高性能なフロントカメラを搭載したスマートフォンで一気に販売数を拡大、世界シェア4位にまで上り詰めた成長の時代を見てきました。
今回発表された「Reno」シリーズは、そんなOPPOの製品の中で、リアカメラ画質に本気で取り組んだ製品です。ペリスコープレンズを搭載しデジタルでは最大60倍ズームが可能。ファーウェイ「HUAWEI P30 Pro」のデジタルズーム50倍をさらに超える高倍率ズームレンズを搭載しています。OPPOがファーウェイに本気で挑んだ製品、それがReno 10x Zoomというわけです。
しかし、ファーウェイはLeicaとコラボした「HUAWEI P9」から急激にカメラ性能を高め、4年かけてHUAWEI P30 Proまで進化しています。一方、OPPOのリアカメラは年々性能を高めてきたとはいえ、本当にファーウェイを追い越すような性能を搭載しているのでしょうか? 幸いなことに海外では日本より先にReno 10x Zoomは発売されており、筆者は実際に実機をテストする機会もありました。そこでReno 10x ZoomとHUAWEI P30 Proのカメラを、主にズーム周りの性能を比較してみることにしました。

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