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スマホと車・バイクを連携させる新規格SDLのすべて 第1回

ヒトと車両の関係を変える新世代規格

スマホと車・バイクを「便利なまま」つなげるSDLって知ってる?

2019年08月09日 11時00分更新

文● 柴田文彦 編集●村山剛史/アスキー編集部

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MaaSを促進する手段としてのSDL

 少し前から、「なんとか・アズ・ア・サービス」という言葉が流行っている。その「なんとか」には、たとえば「ソフトウェア」など、いろいろな言葉が入る。簡単に言えば、その「なんとか」をサービスとして、手軽に切り売りできるようにする仕組みのことと考えれば良いだろう。業者にとっては、何らかの機能を提供しやすく、消費者にとってはそれを利用しやすくする。

 そして、最近ではその一種として「MaaS」というものが提唱され始めた。これは「モビリティ・アズ・ア・サービス」の略で、要するに「なんとか」のところに「モビリティ」を入れたもの。

 この場合のモビリティとは、「移動手段」といった意味だ。自転車やバイクから、乗用車、バス、そして電車や船、飛行機など、あらゆる乗り物を考えることができる。消費者は、それらをニーズに合わせて自由に組み合わせ、最も効率よく目的を達成できる。

 SDLを利用することで、車やバイクを、MaaSにおける移動手段の1つとして組み込みやすくなることは、容易に想像できるだろう。利用者は、スマホを持ち歩くだけで、駐車場などに待機している車・バイクを簡単に利用できるようになる。解錠からエンジン始動、走行距離や燃料消費量に応じた支払い、返却処理まで、ほとんどの手続きを自動化することが可能となるだろう。

 さらに、自分が普段使用しているスマホを、そのまま車内に持ち込んで利用することができるので、たとえば音楽再生時に利用するアプリにしても、慣れ親しんだ環境が簡単に再現できる。それによってライドシェアなどの車両でも、かなり抵抗なく利用できるようになるはずだ。

 こうした点まで考えると、SDLは人と車の関係を、これまでとは大きく変える可能性を秘めていると言えるだろう。

「クルマとスマホをなかよくする SDLアプリコンテスト2019」

主催:SDLアプリコンテスト実行委員会(事務局:角川アスキー総合研究所)
協力:SDLコンソーシアム日本分科会、株式会社ナビタイムジャパン
後援(予定): 独立行政法人国立高等専門学校機構、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会ほか
応募締切:2019年10月31日(木)24:00
募集内容:エミュレーターか開発キット上で開発したSDL対応アプリ(既存アプリの移植、新規開発)
募集対象:年齢、性別、国籍等不問。個人・チームどちらでも応募可
応募方法:プレゼンシートと動作解説動画をWebフォームで応募
審査:審査員が新規性、UX・デザイン、実装の巧みさ等で評価
最終審査会:2019年11月22日(金)
審査員:暦本純一(東京大学情報学環教授)、川田十夢(AR三兄弟長男)ほか
グランプリ:賞金50万円+副賞
特別賞(5作品):賞金各10万円
公式サイト:http://sdl-contest.com/

■関連サイト

(提供:SDLコンソーシアム)

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