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ランニングシューズに6軸モーションセンサーとBluetoothを搭載

フォーム改善に効果的6軸モーションセンサーを搭載したシューズ「ORPHE TRACK」

2019年07月12日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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6軸モーションセンサーを搭載したウェアラブルデバイス「ORPHE TRACK」

 no new folk studioから新たに発表された「ORPHE TRACK(オルフェ トラック)」は、ランニングシューズに6軸モーションセンサーとBluetoothでの通信機能を搭載したウェアラブルデバイス。iPhone 7以降でiOS 12以降に対応しており、専用のアプリでランニング中のデータが収集できるようになっている。

一見すると普通のシューズだが、ソールの中央部分に「ORPHE CORE」を搭載

スライドやプロネーションなどのデータが計測可能

 センサーや通信機能を納めたユニットは「ORPHE CORE」とよばれ、左右それぞれのインソールの下に配置。重さは約30gとなっている。充電時は取り外して、USBケーブルを使用。USB端子はmicroUSBで、付属のケーブルは二股になっているのでまとめて充電可能だ。満充電までは約1時間で連続稼働時間は10時間と、一般的なトレーニングに使うには十分なスタミナもある。

インソールを取り外すとORPHE COREにアクセスできる

ORPHE CORE自体はひとつ30gほど

 収集できるデータは、足裏の設置部分や着地時の足の傾き、設置時間、スライドの広さなど。左右それぞれのデータを専用アプリから確認できるようになっており、ランニングフォームなどの確認に利用できるとのこと。またORPHE COREにはLEDの発光機能もあり、着地などの状態によって発光する色を変えることもできるため、正しい接地状態で走れているかどうかが見た目でも確認できる。

左右それぞれ用意されている

充電用のケーブルは二股になっている

 ただしORPHE COREはGPSを搭載していないため、単体ではランニングルートは計測できない。移動ログも計測したい場合は、連携させたスマートフォンを持って走る必要がある。

走行距離やペースのほかピッチやスライドもログとしてチェック可能

 「ORPHE TRACK」の開発について、7月1日に行なわれた発表会でno new folk studioの代表取締役 菊川裕也氏は「ランナーの30パーセントは膝に痛みを抱えているという調査もあり、楽しみながらフォームを学べるシューズを作ってみた」と語っている。

no new folk studioの代表取締役 菊川裕也氏

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