このページの本文へ

XperiaからWALKMANまで! ソニー好きのソニー製品徹底レビュー 第35回

Xperia 1ゲーム環境改善計画! 主要ゲームを遊んだ

2019年07月01日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。今回はソニーモバイルの、いやソニーグループの気合いが入った「Xperia 1」を紹介します。

 就寝前に1回「ドン勝」を狙うのが日課の筆者にとって、スマートフォンは電話というよりゲーム機に近いものであり、当然「Xperia 1」をメイン端末として活用するにあたっては、ゲーム環境を整えることが喫緊の課題なのであります。と言うわけで今回は、Xperia 1でいくつかのゲームを遊んでみました。これが仕事でホントにスイマセン。

 まずは、PS4用ゲームコントローラー「DUALSHOCK 4」をスマホに取り付けるためのマウンター「XD mount(EPA34-001XM)」にXperia 1を装着してみました。Xperia 1とマウンターの中心を合わせると上のホルダーが電源ボタンを押してしまうので、少し左にずらす必要がありました。

 さて、Xperia 1でゲームをプレーするにあたって、期待と不安が入り交じる要因となるのが21:9の縦長ディスプレー。しかし、意外と対応しているゲームが多いですね。ホーム画面にインストーラーが用意されている「伝説対決-Arena of Valor-」や「フォートナイト」は当然対応していますが、「PUBG」や「マインクラフト」、「ポケモン GO」も21:9のディスプレーいっぱいにゲーム画面が表示されました。

ナビゲーションバーが入りますが、「ポケモン GO」も21:9の画面いっぱいに表示されました

 一方、画面に黒い帯が表示されたのが「スーパーマリオラン」と「Riptide GP2」。特に「Riptide GP2」は大きく右側に帯が入るので気持ち悪いです。比率はそのままでもいいので、せめてディスプレー中央に画面を表示してくれるとよいのですが……。

「Riptide GP2」はこのように画面が左寄せで表示されます。プレーは可能ですが、やはりちょっと気持ち悪いです

 Xperia 1はAndroid向けとしては最新のプロセッサー「Snapdragon855」を搭載しており、ゲーミングスマホに匹敵するパフォーマンスを備えていますが、それ故比べると残念なのはゲームコントローラーが用意されていないこと。

Xperia 1は最新のゲーミングスマホと同等のパフォーマンスを備えています

 PS4用ゲームコントローラー「DUALSHOCK 4」はほかのAndroidスマホ同様利用可能ですが、たとえば「PUBG」はそのままでは使えず、複数のBluetoothゲームコントローラーに対応している「フォートナイト」もなぜか「DUALSHOCK 4」では操作できません。

 Android版「フォートナイト」はDUALSHOCK 4非対応。「SteelSeries Stratus XL」、「Gamevice」、「Xbox Oneワイヤレスコントローラー」、「Razer Raiju」、「Moto Gamepad」などの対応Bluetoothコントローラーなら使えるとのことですが、DUALSHOCK 4では「入力不可」というエラーが表示されます。

 PS4でリモートプレイを実現する「PS4 Remote Play」を経由すれば、PS4版「フォートナイト」をDUALSHOCK 4でプレーできますが、Xperia 1の21:9ディスプレーには当然全画面表示されません。がくし……。

 過去には「Xperia PLAY」というゲーム特化型スマホを販売していたのですから、Xperia 1で利用可能なゲームコントローラーをリリースするなり、DUALSHOCK 4をスマホゲームに完全対応させるユーティリティーソフトを用意してほしいところです。

 単体でプレーするなら現状でもXperia 1は最上のゲーム機。しかし、古くからのゲームファンである筆者としては、やはり物理キーを備えたゲームコントローラーを使いたいのです。ほかのネタを複数回はさみますが、Xperia 1のゲーム環境改善計画は改めてチャレンジいたします!


■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン