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ベースモデルとの大きな違いは「フィールドコンポジットバンド」

カシオ 耐久性・装着性抜群の限定スマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F30SC」レビュー

2019年05月31日 08時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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写真の上部がレギュラーモデルのWSD-F30、下がWSD-F30SC。ローズゴールドのIP処理が施された金属パーツはもとより、外装が全体的にプレミアム感を醸し出すデザインが採用されている

ローズゴールドIP処理が高級感あるアクセントに

 また特別仕様モデルということで、随所に高品質な仕上げも施されている。たとえば、本体右サイドのプッシュボタンは、ローズゴールドIP処理が施されておりアクセントとなっている。また、風防もサファイアガラスを採用しているため傷などに強い。

WSD-F30がベースのため、アウトドア用のスマートウォッチとしてはコンパクト

 ケースサイズは天地が49.1mm、幅は53.8mmとタフネスモデルかつタッチディスプレー式のスマートウォッチとしては、かなり小型にデザインされている。そのため、腕が細いユーザーでもバランス良く装着できる。

充電はオリジナル形状のコネクターを採用

最長で1ヵ月使える基本性能はそのまま

 スマートウォッチの基本性能は、ベースとなっているWSD-F30と同じ。OSは「Wear OS by Google」で、スマートフォンからの各種通知の表示やアクティビティログの計測に対応。ただし近年、他社モデルで採用されている心拍数を測定する機能は装備していない。

 ディスプレーは、モノクロ画面とカラー画面の二層ディスプレーを採用しており、消費電力の少ないモノクロ画面を活用することで、満充電から最長で1ヵ月の使用が可能。オフラインのカラー地図とGPS機能を合わせて運用する「エクステンドモード」でも、連続3日間使用できるので、キャンプや泊まり込みでの登山といった充電のタイミングが難しい利用シーンでも安心して使える。

充電中はベゼルの10時の位置にあるLEDランプが点灯する

 充電方法は独自形式のコネクターで、USBからの給電となる。充電コネクターはマグネット式になってはいるものの、すこし引っ張るとわりと簡単に外れてしまう。何かぶつかったりすると外れて充電できていなかったということにもなりやすいので、充電中の設置場所など気をつける必要がある。

 WSD-F30が持つ高いアウトドア性能やスマートフォンとの連携機能はそのままで、フィールドコンポジットバンドや、ローズゴールドIP処理など随所に高級感のあるポイントが施されたWSD-F30SC。世界限定1000個と市場にでる数も少ないため、争奪戦となりそうだ。


製品名 WSD-F30
OS Wear OS by Google
ディスプレー 1.2インチ、2層構造、カラー有機EL(390×390ピクセル)+モノクロ液晶
タッチパネル 静電容量式タッチパネル(防汚コーティング対応)
GPS機能 搭載 (GLONASS、みちびき対応)
搭載機能 マイクロフォン、バイブレーター
搭載センサー 圧力(気圧/高度)センサー/3軸加速度センサー/3軸ジャイロセンサー/3軸方位(磁気)センサー
カラー地図機能 搭載(オフライン対応、最大5ヵ所まで保存可能)
無線 Bluetooth V4.1/IEEE 802.11 b/g/n
動作環境 Android 4.4以降(Go エディションを除く)/iOS 9.3 以降
ボディーサイズ およそ縦60.5×横53.8×厚さ14.9mm
質量 およそ111g(バンド含む)
防水/耐環境性能 5気圧/MIL-STD-810G準拠、耐低温仕様(−10度)
電池寿命(GPS使用なし) 通常使用(カラー表示)およそ1.5日/時計とセンサーのみ(マルチタイムピースモード)およそ1ヵ月
充電時間 常温でおよそ3時間
発売日 2019年6月14日
価格/販売個数 10万8000円/1000個(世界限定)

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