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新車を買った情報2019 第17回

マツダ ロードスターRFに履かせたスタッドレスの経済性が良かった

2019年05月25日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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燃費もスポーツタイヤと大差なし?

 次は燃費のご報告であります。これも昔は、夏タイヤより2割近く悪かったように記憶しておりますが、ほとんど差はありません。下の棒グラフの青がスタッドレスのBLIZZAK VRX2、赤が純正装着のサマータイヤ、POTENZA S001であります。

 平均を取りますと、BLIZZAKはリッター当たり16.85km、POTENZAは17.78km。差は1割もありません。ただ、これをもって「最近のスタッドレスタイヤの省燃費性能は、ハイパフォーマンスを狙ったスポーツタイヤと遜色ない」と言っていいかは、悩ましいところ。

 というのも、スタッドレスは17から15へインチダウンして軽量ホイールを履かせているために、タイヤの幅が狭く、軽いんであります。純正装着タイヤは205/45R17、スタッドレスは195/55R15。タイヤ交換の際にホイールセットの重さを測ったところ、標準装着は16.8kg。スタッドレスは13.4kgでありました。

 この10mm、3.4kgの違いが燃費に効いている可能性もあり、どこまでがタイヤの素性の違いと言えるかはわかりません。そして、この車輪の違いは、どうやら人間が感じる車体の剛性感にも影響しているようなんであります。

 やっぱ最近のタイヤ、薄すぎなんじゃないの? というロクマル世代の主張とともに、続きはまた回を改めて。

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