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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析第36回

わりと良いタイミングで出されたかもしれない:

アップル新AirPods 大きな違いは「スピード」

2019年04月09日 16時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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●スピードのメリット

 AirPodsはH1チップによって複数の進化を遂げています。その1つがスピードアップです。「イヤホンにスピード?」と疑問に思われるかもしれませんが、個人的には非常に大きな進化だと思いました。

 AirPodsは、Bluetoothヘッドフォン共通の課題だったペアリングや接続するデバイスの切り替えの問題を解決した製品でした。一度iPhoneとペアリングすれば、同じApple IDでログインするMac、iPad、Apple Watchでも、再度ペアリングすることなく、すぐ使えるようになるのです。

 しかも、音声を出力したいデバイスからAirPodsとの接続を選ぶだけですぐに切り替えられます。

 初代AirPodsの「すぐに」は10秒程度でした。それでもこれまでのBluetoothヘッドフォンの手間からすれば大きな進歩でしたが、H1搭載のAirPodsではデバイスの切り替えが5秒程度へと半分に短縮されています

 筆者はMacで音楽を聴きながら仕事をしていて、電話会議の時間になってiPhoneにAirPodsをつなぎなおし、ふたたびMacに戻る、といった使い方を頻繁にしていました。そのためデバイス切り替え時間の短縮はAirPodsの進化の中で最もうれしいものだったのです。

 また遅延も3割削減されたとのことで、これからゲームサービスのApple Arcadeを楽しむ際などにも、より自然なサウンドをワイヤレスで楽しめることになりそうです。

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