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業界人の《ことば》から 第337回

日立、46歳の若い社長に家電を託した新会社の狙いは?

2019年04月04日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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今回のことば

「冷蔵庫はフードバリューチェーンの出口。なにが人の口のなかに入って消費されたのかがわかれば、フードロスという社会課題の解決に生かせるかもしれない」(日立グローバルライフソリューションズの谷口潤社長)

 2019年4月1日付けで、日立グローバルライフソリューションズが発足した。

 家電および空調の販売、サービスを展開してきた日立コンシューマ・マーケティングと、家電の設計、製造および空調の販売、サービスを提供してきた日立アプライアンスが合併して発足した同社。日立グループの家電および空調に関する商品企画から設計、製造、営業、アフターサービスまでのバリューチェーンを、一気通貫で提供する組織となる。

 新会社の売上高は5000億円超、従業員は約1万1300人の規模だ。

 新社名は、全世界1万人以上の社員が参加した投票で決定。ヒューマンライフ分野において、人々の安心、安全、快適な暮らしを支えるソリューションを、グローバルに提供するという意味を込めたという。

 谷口社長は「社員がこうなりたいという強い想いが込められた社名」と位置づける。

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