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業界人の《ことば》から 第330回

PayPayが100億円還元を再び決行したワケ

2019年02月14日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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第2弾では日常的な少額決済が中心に

 「第2弾100億円キャンペーン」は2月12日から開始し、100億円の付与額に到達するか、5月31日になるまでのいずれかで終了する。

 100億円の規模、最大で20%のボーナス付与、抽選を用意するという仕組みは変わらない。しかし、1回あたりの付与額の上限は1000円とし、抽選の頻度は10回に1回の確率で100%付与する形に頻度を高め、さらにYahoo!プレミアム会員であれば、5回に1回の確率で1000円を上限に全額が付与される。

 上限額を設定したことで、第1弾のように高額での決済中心ではなく、少額決済が中心になる。100億円がなくなるまでは時間がかかるだろうが、話題を集めるキャンペーンだけに期日の5月31日を待たずに終了する公算が高い。

 中山氏は「繰り返し使ってもらうことが決済の本質である」とし、「今回のキャンペーンの狙いは日常的に、繰り返し、キャッシュレス決済を体験いただくことを目的としている。前回のキャンペーンよりも多くのユーザーに参加していただきたい」と語る。100億円という金額は同じだが、「毎日繰り返し利用してもらうにはそれだけの金額を用意する必要があった」とし、金額の意図は前回とは異なるとする。

 そして、今回のキャンペーン実施に向け、少額での日常的な利用を促進するためにPayPayが利用できる加盟店の拡大にも余念がない。

 「多くのお客様に長い期間、何度も繰り返し毎日利用してもらうためには、コンビニエンスストア、ピザ屋、ドラッグストア、カフェなどに加えて、牛丼屋、焼き肉屋、クリーニング屋など、日常で利用できる店をさらに拡大したい。そして、個店や商店街でも利用できるようにしていく」とする。

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