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業界人の《ことば》から 第330回

PayPayが100億円還元を再び決行したワケ

2019年02月14日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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AppStoreやGoogle Playでは上位に入る

 PayPayはキャッシュレス決済の普及を目指して、ソフトバンクとヤフーが出資し、2018年6月に設立した企業。サービス開始は2018年10月で、4ヵ月という短期間にもかかわらず、認知度および理解度を高め、多くの登録者を得ることに成功した。

 「いまでも多くの方々に登録をしてもらっており、App StoreやGoogle Playでは上位に入っており好評である。また、出資者であるYahoo! Japanの歴史を見ても、過去最速といえるスピードで、400万人のユーザーを獲得した。キャンペーン終了後も、予想以上の利用が続いている。また、PayPayで一度でも決済した店舗はキャンペーン開始前の約10倍に増加。多くの利用者を加盟店に送客できたといえる。加盟店での独自の施策も、キャンペーンを盛り上げることにつながった」などと成果に自信をみせる。

 付与額100億円に達してから、その日の深夜に締め切るまでの分を含めて、すでに115億円の付与が完了したという。

 同キャンペーンによる取り組みの結果、「短期間での認知度向上、多くの人による利用体験という成果があがっている」とする。

 だが、その一方で課題も浮き彫りになったと明かす。ひとつは想定外のキャパシティに対応できずに、4回にわたるシステム障害が発生したことだ。キャパシティーの拡張に向けて、アプリ画面の表示処理能力を向上。さらに、システムチェック体制を改善したという。

 もうひとつは、悪意のある第三者が不正入手したクレジットカード情報をPayPayに登録。不正にクレジットカードを利用された保有者に、身に覚えがない請求がされたという問題だ。

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