糖尿病、認知症、吃音症など、難病の治療に次世代医療技術で挑む
Open Network Lab BioHealth 1st Batch Demo Dayレポート
法人向けにバーチャル栄養アシスタントをSaaSで提供「Mealthy」
トップバッターは、生活習慣予防のための食習慣改善サポートをSaaSで提供する株式会社Mealthy。
現在、糖尿病の予防には保健指導などが行なわれているが、完了率が極めて低い。その原因として、自分に合った方法ではなく成果が出ない、また特定の施設でなければ指導が受けられず、費用も高い、といったことが挙げられる。
これを解決するのが、バーチャル栄養アシスタント「Mealthy」だ。ロボットによるAIアシスタントが管理栄養士の業務を支援することで、生産性を高め、高品質のサービスを低コストで提供可能だ。ユーザーは、スマホで食事の写真を投稿するだけで、専任の栄養士から個別にアドバイスが受けられる。
AIアシスタントは、栄養士のアドバイスのアルゴリズムを活用して、ユーザーがアップした画像を解析。アドバイスをレコメンドすることで、栄養士の業務負担が従来の5分の1に削減されるという。
法人向けを中心に健康保険組合への展開を図っており、今年は20の健康保険組合に導入予定。重症化予防を第一ステップとし、特定保健指導、メディカル領域へと広げていく計画だ。